入力スピードを上げて仕事効率アップ!
今まであまり使ってこなかったパソコンを仕事で使うようになった!
そんなとき、一番の壁になるのはやはり、タイピングですよね。
仕事に必要な操作は先輩から教えてもらえても、文字を打つのが遅いとそれだけで仕事がなかなか進まない…キーボードで入力するのに慣れていない人に、そういう悩みは多いのではないでしょうか。
そもそも、ケータイやスマホでの普段のやりとりでは、キーボード入力に縁がない人がほとんど。学生時代の「情報処理」の授業でも、すらすらとキーボードで入力が出来ていたのは、クラスでも半分もいないのではないでしょうか。
なぜあの人はタイピングが早いのか
それでは、タイピングの悩みを解決するために、早い人はなぜ早いのか、ということを考えてみましょう。
キーボードに両手を置いて、画面を見たまま文字を打ち込めることを「ブラインドタッチ」と言います。
ブラインドタッチが出来るような人は、ほぼ子供の頃から家にパソコンがあります。パソコンに興味があって遊んでいるうちに自然とタイピングが早くなってしまったような人たちがほとんどです。
サッカーや野球などのスポーツと同じで、10年タイピングを続けてきた人と、最近始めた人とでは差が出てしまうのは当たり前といえます。
基本のコツを意識する
では、実際にタイピングを上達するためにはどうすればいいのか。
簡単なコツを覚えていれば、それだけで変わってきます。
キーボードを見てほしいのですが、真ん中のキー、「F」と「J」のキーにぽっちりがついていると思います。
これは、「ホームポジション」といって、キーボードに両手を乗せた時、人差し指はここに置きますよ、ということを表しています。
人差し指の位置を決めることで、どのキーをどの指で叩くのか、はっきり決めることができ、何度も打っているうちに「k」はホームポジションの右手の中指だな、とキーボードを見なくても大体打てるようになります。
まずは回数をこなすこと
パソコンが苦手だから…と、仕事以外では触らないという人もいるかもしれませんが、それだとやはりなかなかうまくならない物です。
キーボードになれるために、パソコンに文字を打ち込む、という機会を作ってみてはどうでしょうか。
たとえば、ネットで見つけた「いい言葉」を、メモ帳か何かに、コピペするのではなく、打ち込んでみる。もちろん、仕事中は速度が求められるので、コピペしたほうが良い時はコピペしていいのですが、なるべくキーボードで打つのに嫌ではない言葉を、こまめに打ち込んでみてはどうでしょうか。
さきほどのホームポジションということを解説してくれるタイピングゲームなどもありますし、そのようなゲームで遊びながらキーボードに触れていくのもいいかもしれません。
キーボードでブラインドタッチができるようになると、スマホの操作以上に素早く、多くの文字を作り出すことが出来るようになります。文章が作成できれば、それは強力なスキルになりますので、あまり苦手意識をもたないでチャレンジしてみてくださいね!