仕事をする上で一番大切にしていかなければならないのが同じ職場で働く仕事仲間です。
その中でも自分の身近な存在である後輩職員ではないでしょうか。
後輩職員が仕事を覚えると自分の仕事が減り更に新たな仕事に取り掛かることができます。
そこで優秀な職員を育てる上で大切な事と後輩が仕事を覚えることによっての自分へのメリットをご紹介したいと思います。
後輩を成長させるメリット
後輩に先を越されたくないと思い、仕事をしている方もいると思います。
しかし、後輩が成長しない事には自分の将来も会社の将来も危ういのではないでしょうか。
なぜなら将来自分を支えてくれるのが後輩であり、会社を支えていくのが自分より若い職員です。
誰だって一度は先輩職員に指導を受けて仕事や社会人としてのマナーなどを教わった経験があると思います。
新しく入社してくる職員は必ずいます。以前自分も先輩から指導して頂いたのであれば次は自分が指導するようになる事が出世よりも先に回ってくる大切な役割です。
後輩職員を成長させると今まで自分がしていた仕事をその職員がやるようになり、自分は更に難しい仕事を任せられるようになります。
この様な繰り返しを毎年コツコツ行う事により出世が見えて来ます。
そして、自分が出世した時に下につくのが自分が指導した後輩です。
そこで上司と部下の関係が生まれ、より良い仕事ができる様になるのです。
後輩に追い越されない様に努力できる
後輩職員を育てていくと後輩職員がどんどん成長し仕事ができる様になってきます。
そこで教育する側の職員は今以上に勉強しスキルアップする必要があります。
教育するという事は質問されたら答えなければなりませんし、仕事の説明などを相手に分かる様に説明しなければなりません。
そこで指導する側は自分がして来た仕事をもう一度見直す機会が与えられます。
それは仕事をして行く中でとても大切な事だと思っています。
次のステージに進む為には必ず、今までして来た仕事がきちんと出来ていたかを確認する必要があります。
そうでなければ次のステージに進んだ時に失敗してしまう恐れがあります。
後輩の教育は今までして来た仕事の再確認でもあります。
確認作業をしておく事により後輩に足元をすくわれにくくする事ができます。
後輩が入って来た時は自分から指導する様にすれば自分も後輩も成長する事ができ、お互いにとって大きなメリットがあります。
日々お互いを高め合える関係を作る事が大切ではないでしょうか。
全ては会社の為に
新人職員を指導し成長しなければ会社に将来はありません。
自分が働いている間だけ会社が潰れずに済めばいいと思っているのなら話は別ですが、そんな事を望んでいる方は少ないと思います。
そんな事を会社が望んでいません。
そこで必ず必要な事は職員を育てる事です。
自分が優秀な職員を育てる事ができれば自分が将来歳をとり仕事能力が低下しても安定した給料をもらう事ができます。
それは後輩職員がさらに後輩の職員を指導し、職員を維持しているからです。
それは自分が後輩を育て、その後輩がそれを後世に伝えて行く事によりできるものです。
定年まで給料を貰ったり、退職金をもらう事が出来るのは今まで自分が会社を支えて来たからです。
会社の生き残りが大変な時代ですが、会社を将来に残したいと思い努力すれば必ず自分に返って来ます。
その為には自分が先輩から教わった事を後輩に伝えて会社を少しずつ成長させながら生き残る事が大切なのではないでしょうか。
最後は自分の為に
後輩を成長させる事は会社を成長させる事です。
会社が成長すれば貢献した職員に必ず返って来ます。
それは給料や待遇など色々ありますが、やはり自分が少しでも会社を成長させているという実感や、会社の為に何かをした経験が一番の見返りだと思います。
自分がして来た全てが自分に返って来ます。
自分が人の為になればいつかその人は助けてくれます。
いつか人に助けてもらえる様なビジネスマンになれば定年まで楽しく仕事をする事が出来るのではないでしょうか。