就職や転職の活動をしていく中で、残念ながら志望している会社から不採用の通知を受け取ることもあるかもしれません。ですが、そのようなときでも、いつまでも落ち込んでいるわけにはいきません。就職・転職活動をしているときは、一度に数社~数十社の採用試験や面接を受けることも多いので、ネガティブな気持ちを引きずっている暇はないのです。
もし就職や転職活動をしている中で失敗してしまったときの、気持ちの切り替え方のコツを紹介しています。マインドを変えて前向きに取り組めば、きっと素敵な結果が付いてきますよ!
どんな人にでも資質というものが備わっている
漠然と「スキルを磨けばそれで良いのではないか?」と思う人もいるかもしれません。ですが、もともとの資質というものは誰にでも備わっているものです。現在の教育制度ではそれを見分ける事は不可能かもしれませんが、それを自分で自覚して成長させる事は誰にでもできることです。まずは、自分の資質を見抜いていくということがとても大切です。
例えばコミニケーションがとても得意な人は、大勢の人が集まるような仕事や人前に立つ仕事が向いていると言えます。手先の器用な人であれば、細かな作業をこなすことが向いているでしょう。また、事務処理能力が高い人は、その能力を生かせる職種がたくさんあります。
また、起業家になることも難しくはありません。現在ではパソコンとインターネット環境があれば、今までになかったような職種になれる可能性さえあります。自分自身が思いつく方法で、工夫を凝らしながら才能を常に生かし続けることができれば、可能性は無限に広がります。
「できない」という考えは捨てよう!
どのような職種に就くとしても、まずはモチベーションを高めるということがとても大切になってきます。言霊という言葉がありますが、良い言葉を使い続けることによってその方向性にどんどん近づいてくるという現象が発生してきます。
なので、「自分はできる」「仕事での実益を確実につかみ取ることができ、豊かさをもたらされる人間である」という信念を貫き通せば、確実に自分に向いている職種に出会うことができるでしょう。しかし反対に「できない、やれない」という思いを抱え続けていると、本当にそのようにできない方向に向かって行ってしまいます。
もし、それらを解消することができれば、大きく羽を伸ばすことができますし豊かさの実現にもつながってくると思いませんか?ですから、まずは自分の内面・マインドなどの潜在的な部分にある「できない、やれない」という言葉を捨て去って、感覚自体を変えていくことが重要なのです。
失敗しても次の挑戦をするために行動することが大切
いくらモチベーションを高めたとしても、それに伴う行動を行わなければ人間は成長して行くことができません。ですから極論かもしれませんが、たとえ面接や就職・転職活動で失敗してしまったとしても、その失敗したという感覚をまずは捨て去ってみましょう。そうすると自分のやるべきことが自然と見えてくるはずです。
そしてもし失敗してしまった時には、「次は失敗しないようにしよう」という気持ちも同時に芽生えてくるので、そのために必要なスキルをより向上させようという考えにもなりやすいです。そのとき、あなたの「ビジネススキルがどこにあるのか?」や「何が足りないのか?」などを専門家や周りにいる先輩などに尋ねれば、きっと惜しみなく教えてくれることでしょう。
そうして自分の資質を確実に知ることができれば、理想の仕事に就くための努力も惜しまないようになれます。
就職・転職活動というのは、自分自身の現在の知識やスキルのレベルを確認することができる機会でもあります。そこで失敗してしまったということは、より優れた知識とスキルを身に付け自分にますます磨きをかけるきっかけにもなります。そうして身に付けた知識やスキルは、より自分にふさわしい仕事に巡り合わせてくれるかもしれません。
誰にでも可能性はある
就職や転職を考えている人の中には、「希望する仕事ができない」、「やりたい仕事が見つからない」というように考えてしまう人も少なくないようです。ですが、人それぞれできる事というのが誰にでもあるのです。
必ず人には才能と資質が備わっているはずなので、それをしっかりと自覚したうえで武器として捉え、就職や転職に向けて挑戦することが何よりも重要なのです。