仕事ができる人がやっているメンタルマネージメント
ビジネスマンにとって話術や営業力ももちろん大切ですが、それは経験豊富な先輩方から学ぶことができます。
しかし、できるビジネスマンは仕事に対するモチベーションを常に高く持ち、ストレスフリーでいられるように行っていることがあります。
それは、人によって方法が異なりますので、誰かに教えてもらってもうまくいくとは限りません。
ここでは、できるビジネスマンが行っている、意外だけど簡単な心の管理方法を3つご紹介します。
1.休日は遊びで限界突破!
営業の仕事では気持ちの切り替えが大事ですが、仕事ができる人は休日の遊び方も普通の人より豪快です。
普通であれば、「明日は仕事だからゆっくり休みたい。」と、遊びはセーブすることが多いでしょう。しかし、インスタグラムに休日の様子をアップしている男性の中には、日曜日しか休日がないのに、わざわざ山奥まで行って一時中釣りをしてきた、というような方もいらっしゃいます。休日の間に思いっきり遊んで心を充実させることで、仕事の辛さも乗り越えられるメンタルの状態に持ち込んでいるのです。
また、遊んだ後は体力を消耗するため、深く眠ることができます。質の良い睡眠をとることで、より仕事に集中することができます。子供のように、たくさん遊んでよく寝ることは、大人にとってもよいことなのです。
ただし、大人の息抜きであるお酒は翌日に二日酔いを持ち越したり、体調に影響が出るため、度を越した飲酒はお勧めすることはできません。お酒は、たしなむ程度にとどめておきましょう。
2.常に笑顔でテンションアップ!
成績がなかなか上がらない、よく上司に怒られる、このようなことがよくあるとテンションが下がって、いつもはこなせる仕事もいつものようにはできなくなってしまいます。
こんなとき、仕事のできる人は笑うのです。
テンションが下がったときに笑うことには抵抗があるかと思いますが、テンションが下がって辛い時には、人は歯を食いしばって、肩に力が入り緊張状態になります。口を開けることで緊張をほぐすことができるのです。
プロのバスケットボール選手はシュートを打つときに口を開けていることが多いのですが、これは本能として自然とストレスがかからない状態になっているのです。
仕事が終わった後であれば食事や趣味に興じることでテンションを回復することはできますが、仕事中にテンションが下がった場合は、早急に回復することが望ましいです。
家族のほっこりする写真を持ち歩いていたり、笑える画像や動画を保存していたり、好きな歌を声を出さずに思い出して頭の中で歌ったりすることで、テンションを上げていつもの自分を取り戻しましょう。
3.ヨガで精神統一
サッカーの長友選手が、「ヨガ友」という本を出版し、メンズヨガ教室も増え、体幹トレーニングのためにヨガ教室に通う男性もよく見るようになりました。このヨガは、肉体的なトレーニングだけではなく、精神統一にも有効です。
一見精神統一は仕事と関係なさそうですが、営業でクライアントと交渉する際や、プレゼンを行う際には瞬発力が必要です。精神統一をすることで、ゾーン(超集中状態)に入りやすくすることができます。
プレゼンの後に、「あの時に、こう言っていれば…。」と後悔することは、ビジネスマンにとってはよくあることです。ですが、心の状態をいつでもゾーンに入ることができるように準備しておけば、後悔することは激減するでしょう。
もちろん、仕事でヨガ教室に通う時間がないという方もいらっしゃいます。インターネットでヨガで検索すると、たくさん情報が出てきますので、就寝前や、朝起きた時など、一日30分程度ヨガを行うだけでも効果があります。
メンタルマネージメントは誰にでもできる
いかがでしたでしょうか。ストレスを減らし、仕事に集中するためにメンタルを鍛えるというよりは、メンタルを管理することが重要です。
仕事ができる人は、体調管理はもちろん、精神管理もぬかりなく行い、常に全力で仕事をする準備をしているのです。
ですが、どの方法も難しいことではありません。仕事ができる人になるチャンスは誰にでもあるのです。
仕事で伸び悩んでいる方は技術面だけでなく、精神面も見つめなおしてみることも大事なことです。
ぜひ、どれか一つでも試してみてください。少しの心がけで、自分の精神もポジティブになり、周囲から見られる目も変わってくるはずです。