ビートたけしさんや笑福亭鶴瓶さんのような大御所芸能人の方が、いまだに「ネタ帳」を作ってにメモを取っているメモ魔だと知っていましたか?あれだけの地位を築いている方でも、いまだにメモを取るという基本的なことを欠かさず実践しているそうです。
しかし残念ながら、普段からメモを取る習慣が身に付いているという人は少ないかもしれません。
そこで、メモを取ることの大切さから、便利なメモの取り方や手軽にメモを残す方法までをご紹介していきます。
メモを取るのも取らないのも自分次第?!
これは新入社員にとって、もっとも基本的なことです。特に入社してすぐのころは、知らないことばかりなので、内容をメモしておかなければいけないこともたくさんあります。
しかしメモを取る必要があるのは、なにも入社したばかりのころだけではありません。というのも、よく言われているように「人は忘れる生き物」だからです。
そして、人間は自分勝手な生き物でもあります。
「自分はそんなことない・・・!」
と、思っている人もいるでしょうが少しだけ想像してみてください。
「大事なことはメモに取る」という行為は誰でもやりますよね?しかし、「すべての物事をメモに残す」ということは誰もが不可能なことでしょう。ということは、メモに残しておくべきか残さなくても良いかの取捨選択を行っているのです。
そして社会に出ると学生のころと違って、「ここ大事なところだからメモを取るようにー!」と言われるのは最初のころだけです。時間が経つと、自分で考えてメモをしていかなければいけません。
つまり、メモを残すか残さないかの判断は、ほとんどの場合自分の勝手な判断で行わなければいけないということです。
「これくらいならメモしなくても大丈夫!」と思うこともあるでしょうが、それが原因でミスやクレームに繋がらないようにしなければいけません。
分からないことも放置しないで済む
メモを取ることによるメリットは実は他にもあります。
その1つが、商談やミーティングなどで相手と会話をしているときや、セミナーや勉強会などで話を聞いているときに、もし分からない部分があっても、あとでそのメモをした内容を見返しながら質問をすることができるのです。
特に入社してすぐのころは、自分が働いている業界の知識もまだ浅いので、基本的な用語が分からないということも多いでしょう。ですが、上司や先輩が忙しそうに仕事をしているのを見ると、なかなか質問がしづらい雰囲気のときもあります。
ですが、そのときに確認をしなかったことが原因でミスをしてしまえば、当然怒られてしまいます。
しかし、メモを残しておけば、タイミングを見計らってあとで質問をしに行くこともできますし、周りの同僚に遠慮なく質問して教えてもらうこともできます。
そうして分からなかったことを解決してしまえばいいのです。最も良くないのが、分からないことを分からないままで放置することです。
紙に書くだけがメモを取る方法じゃない!
ここまで読んできて、「メモを取るメリットは分かった。でも紙とペンを持ち歩くのは面倒くさい。」と思っている人に朗報です。
実は、メモ帳をわざわざ持ち歩かなくても簡単にメモを残しておく方法があるのです。
そのうちの代表的な2つの例を紹介します。
・ケータイのメモ機能を使う
現在販売されている携帯電話のほとんどの機種には、初めからメモ帳機能があるアプリがインストールされています。それを使ってメモを残していけば、紙とペンがなくても簡単にメモを残しておくことができます。
そして、これを少し発展させたテクニックとして、メール機能を使う方法もあります。使い方は、
1.メール作成画面を開いて、その本文のところにメモしておきたい内容を書く。
2.自分宛てにメールを送信する。
3.当然自分宛てにメールが届く。
? ?このとき未開封のままの状態であれば、メールアプリのアイコンのところに数字で
? ?未開封メールの数が表示されている。また、アプリを開けば未読のメッセージが
? ?分かるようになっている
4.メモの内容を確認すれば開封済みになる。もし未確認のままだと3の状態のままなので
? ?メモをチェックしたかどうかが分かりやすい。
ちなみにこの方法は受信日時も残りタイトルも入力することができるので、いつのメモなのかが分かりやすく、簡単な概要も入力しておくことができるので、かなり使えるツールです。
ボイスレコーダーを使う
メモを取るために紙とペンを使って書くのも、携帯電話にいちいち文字を入力するのも面倒くさいという人におすすめなのが、ボイスレコーダーを使う方法です。
「ボイスレコーダーなんて持ってない」という人も安心してください。これもケータイのアプリを使えばすぐに解決できます。
ボイスレコーダーに録っておけば、紙に残したメモからは伝わらないその場の雰囲気や言葉のちょっとしたニュアンスまでも残しておくことができるので、この方法もぜひ使ってみてください。
メモを取る準備はできていますか?
入社してしばらくすると、仕事量も増えて忙しくなるのとと同時に業務への慣れも出てきて、メモを取らなくなってしまいがちです。もし普段からメモを取ることが少ないのであれば、ぜひ今からでもメモを取る習慣を身に付けてください!
最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、これも慣れです。
そして、せっかく取ったメモは、あとでしっかりと見直して活用することで、素敵なビジネスライフに繋げていってくださいね!