入社してしばらく経つと仕事にも慣れてきて、「より効率良く仕事をしたい」「もっと大きな仕事がしたい」と考えることもありますよね。でも周りの理解や協力がないと、それってなかなか難しいものです。なので、職場の人間関係がうまくいっていることは仕事をする上でとても大事なことです。
しかし職場は、学生時代と違って価値観の合う人だけで仕事をするわけではないですし、本当にいろんな人がいるものです。
そんな職場の人間関係がうまくいく方法について紹介していきます。
無理に仲良くしようとしなくていい
まず仕事を介した人間関係だと、どうしても相手との間に利害が発生してしまうものなので、友達や家族のように仲良くなるのは難しいものです。そしてそれは、あなただけが感じているのではなく相手も感じていることです。
ですので、職場の人間関係を一刻も早く良くしたくて、すごく気を遣ったりやたらと仲良くしようと努力してしまうかも知れません。
しかしそれが逆効果の場合もあります。
それは、相手があなたの気遣いや努力に対して、「何か下心があるのかな?」と感じてしまう場合です。もちろん、下心ありきで接してくるのが見え見えな人はそういません。また、「そういうキャラで通してる」と思うこともあるかも知れません。
でも下心がなくても、相手がそれを感じてしまうことだってあるだろうし、キャラで通すのはいつだってハードルが高いものです。なので、自分を曲げたり、無理をしてまで仲良くしようとする必要はないのです。
できれば相手の反応を見つつ、こつこつ地道に関係づくりをしていきましょう。
信頼関係は職場の人間関係でもっとも大事なこと
職場の人間関係で一番大事なこと、それはお互いに信頼関係を築くことです。
信頼関係というと、ドラマの中に登場するような仲間などを想像して大げさなものを思い浮かべてしまうかも知れません。しかし、ちょっとしたことで「この人は信頼できるな」と思ってもらえるし、あなた自身も誰かにそう言う感情を抱いているのではないでしょうか。
例えば、上司の機嫌を損ねそうなことを言ってたら教えてあげというようなことは、心の中で思ってはいてもなかなか口に出して言えないものです。相手のプライドが傷つかないようにする注意は必要ですが、やってみる価値はあるでしょう。
また体調や趣味のことに関心を示すのも大事です。誰かに気にかけてもらえると感じることで、人は心を強くするものです。自分の心を強くしてくれるあなたを、相手は信頼し始めます。
ただし、やりすぎると「下心がある」と勘違いされてしまう恐れもあるので気をつけましょう。
大前提はこれ!これ抜きには語れない!
職場の人間関係を良くしても、あなたが快適というだけではうまく行かない場合もあります。極端な話、いくら人間関係を良くしようと努力していても、あなたが仕事をサボっていたら、みんなのあなたへの印象は一気に悪くなるからです。
なので、これらの人間関係についてはあなたが仕事を頑張っていることが大前提です。
長時間の残業をしたりやたら忙しそうにしたりするなど、無理をする必要はありません。
ですが、忙しそうな人がいてあなたの手が空いていたら手伝ったり、例えあなた自身が忙しくても、チームに貢献すべく積極的に行動するなどしましょう。
そして職場の人間関係を良くすることで、あなた自身が何を得たいかを考えるのも大切です。ただ、職場を快適にしたいというのもあるでしょうが、あなた自身の成長について考えれば、新たな目標も見えるでしょう。
そうすれば、職場の人間関係ももっと良くなるはずです。
最初は具体的なイメージを持ちにくいかも知れませんが、続けていくと見えてくるものもきっとあります。
職場の人間関係を良くするには?
職場の人間関係を良くしようとするとき、一番大事なのは、それによってあなた自身が何を得るのかを考えることです。
それを念頭に置いて、相手を気にかけ信頼関係を築き、仕事を頑張ることです。
もちろん、その中で友情やもっと大事な人間関係が生まれることもあるでしょう。せっかく働いているのだから、職場からはお金だけでなく、より多くを得たいものですよね。そのためにも、こつこつ頑張りましょう!