入社して数年が経つと、後輩を指導することも出てきます。
新しく入ってきた新人の指導を任せられるということも増えるのではないでしょうか。社歴も3年くらい経っていると、ある程度仕事を覚えていることもあり、率先して仕事をする立場になっていることが多いです。
後輩を指導するということは当然叱ったり、注意をしたりしなければいけない場面も増えていくでしょう。
ですが、この叱り方というのはとても大切で、後輩が間違えたとしても、ただ叱ればいいというわけではありません。
では、後輩の上手な叱り方を紹介するので参考にしてくださいね。
人前と個室は避けて
叱るといっても後輩が間違えたらすぐに叱っていいというわけではありません。
絶対にしかってはいけない場所は人前です。人前で叱られるとプライドに傷がつくので叱る場合は小さい声か場所を移動してから叱るようにしてください。
ですが、毎回呼び出されたりすると「また叱られているんだ」と周りに気づかれるので、いつも呼び出すのはあまり良くありません。また、同じ場所に呼び出すとバレてしまうので、場所を変えたり、呼び出しているのが分からないようにしましょう。周りから叱られていると分からないようにする配慮が必要なので叱る場所やタイミングなどは配慮してあげることが大切です。
個室でも外に声が聞こえないように配慮するようにしてください。怒っているときは感情的になりやすいですが、声を抑えて、外に声が漏れないように扉を閉めるなど工夫をして注意してくださいね。
あまり感情的に叱りすぎると相手のやる気がなくなってしまうので、あくまで冷静に叱るようにしてください。
相手の言い分もしっかりと聞く
いくら後輩がミスをしたからといっても先輩から一方的に叱られるとやる気がなくなってしまうものです。
自分の事を理解してもらえなかったと思うとあなたに対して心を開いてはくれません。心を開いてくれないと人間関係に支障が出て、仕事にも影響してくるので一方的に責めるのはやめましょう。
後輩を上手に教育するにはまずはきちんと相手の意見を聞く姿勢を見せることが大切です。
そして、何が間違っているか相手に考えさせるのですが、後輩一人に解決策を考えさせるのはあまり良くありません。後輩は経験が少ないのでどうしたら良いか分からない事が多いでしょう。
そのため、あなたが一緒になって考えてあげることが大切です。そうすれば私の事を理解してくれたと思い、あなたに対して信頼してくれるようになるので、今後の仕事もスムーズにいくでしょう。
叱るときは一方的に叱らないで何故後輩がこのようなミスをしてしまったのか、どうしたら解決するのか後輩の話を聞いて一緒に考えましょう。
飲みなどに連れて行くのも効果的
また、叱ってもあまり解決しない場合や後輩の事をどうやって扱ったら良いか分からない場合は、時には飲みに連れて行って後輩がどんな子なのか知ることも大切です。
また、あなたの事もしってもらった方が今後良い人間関係を気づきあげることが出来ます。
仕事場ばかりだとどうしても仕事のお話しか出来ないので、仕事後に飲みに連れて行き、腹を割って話すということが大切です。お互いにお酒を飲めば仕事場ではいえないような事も話してくれる可能性がありますし、あなたの事も打ち解けて信頼してくれる可能性があります。
あなたに対して大きな壁があったり、心を開いてくれない、言う事を聞いてくれないと思ったら思い切って「これから飲みにいかない?」と誘ってみる事をおすすめします。そうすれば後輩の事を理解できてどうやって指導したり、叱ったりするか分かるかもしれません。
仕事場ばかりだけでなく、たまにはプライベートでも親交を深める事が大切です。
後輩を指導するのときも気遣いを忘れずに!
このように、後輩の上手な叱り方を紹介しました。
誰でも人を叱るのは嫌なものですよね。みんなに好かれたいですし、仲良くやっていきたいというのが本音だと思います。
ですが、仕事はやはり、ズルズルやっていてはいけないので厳しく指導をすることも大切です。仕事をしていれば、いつかは必ず指導役を任せられようになるので、後輩の指導の仕方を覚えるようにしましょう。
一緒に仕事をする後輩と関係がうまく行けば、仕事もスムーズにいくので後輩と一緒に学ぶようにしてくださいね。