ビジネススキル

社内の人間関係を悪くせずに、定時で帰宅するためのテクニック!

毎日残業が習慣化していて、定時になっても誰一人として帰る人がいないというオフィスもあります。
早く帰りたいと思っても、一人で席を立つと目立ってしまうのが嫌でつい忙しいフリをして残業をしてしまう人もいるでしょう。

そこで、周りの人から嫌な雰囲気を出されずに毎日定時で帰れるようにするには、どの様に対処するべきでしょうかをちょっと考えてみましょう。

あらかじめ予定を入れておく

「特に予定がないからつい付き合いで残業してしまう」という人は、積極的に予定を入れてしまいましょう。
たとえば習い事をいれれば、継続的に定時退社をし続けなければいけない環境ができあがります。最初は趣味のレッスン体験などから始めるのも良いでしょう。

人は予定が入ると、多少忙しくても残業をしないように朝から頑張るものです。
そして定時退社をする時にも、予定があると思うことで、罪悪感を持たずにスッと席を立てます。

この時に誰かから「用事があるの?」と訊かれたら「そうです」とだけ答えておきましょう。上司や先輩から聞かれても「プライベートで用事があります」とだけ言えばいいのです。いちいち「ヨガの体験です」などと詳細なことまで言う必要はありません。
どうしても残業をして欲しい時には、「その用事、ずらせない?」と言ってくるはずですので、そうでなければ気にしなくて良いでしょう。

スケジュールをしっかりと決める

Months and dates shown on a calendar whilst turning the pages自分の仕事のスケジュールをキチンと決めておきます。
1ヵ月のカレンダーを作り、そこに大まかにやるべきことや締切日を記載して机の上に置いておきましょう。

仕事に優先順位がつけられれば、効率的に仕事が出来るのでムダな残業をしなくて済みます。自分はスケジュール通りに仕事をしているのだから、定時退社をしても良いのだという大義名分ができると帰り易くなるのです。

周囲の人も誰か一人が帰るとホッとするものです。
自分が一番に帰った訳ではないとなると気分が楽になり、その後ならば帰り易い雰囲気になるのです。「あの人帰っちゃったよ」と言いながら、「羨ましい、私も帰りたい」と思っているに違いありません。

最初から定時退社をする前提で仕事をする

blankその日だけ用事があるからと早く帰ることはできても、毎日定時退社をするのは難しい職場もあります。
その様な場合には、朝から定時退社をする前提で仕事をしましょう。

何時間もある中で一生懸命仕事をやりくりすれば、少なくとも30分~1時間は早く仕事を終わらせられる筈です。定時になったらやる仕事がなくなる状態になれば、仕方がないし帰ろうかという気持になります。

この方法を実行する時には、普段から無駄話をしない、必要以上に席を立たない、という姿勢が大切です。
時間内に明らかに集中して仕事をしている様子が分かれば、他の人から「最近毎日帰るのが早いね」とチクリと言われることもなくなります。

朝早く仕事を始める

blank定時退社に抵抗がある人は、朝早くから仕事を始めるという方法があります。
他の人より30分程早く出社して、皆が眠そうに出社してきてコーヒーを飲んでボーッとしている時には既にフルモードに入っているようにします。

他の人よりも早く来て仕事をしていると思うと、定時退社をする時にも後ろめたさを感じません。残業代はつきませんが、定時退社を習慣化したい人におすすめです。

中には昼休みや朝早くに勝手に仕事をしている人に対して良く思わない人もいます。「きちんと就業時間が決まっているのだから、その中で仕事をしなさい」という人もいるでしょう。毎日ではなく、週に1日~2日位を目安にした方が悪目立ちせずに済みます。

残業をきっぱりと断る勇気を持つことも大切

blank人から毎日の様に仕事を頼まれて残業する羽目になっている人もいます。
確かに自分の仕事が暇な時には周りの人の仕事を手伝うようにすれば、人間関係もスムーズに行くでしょう。
しかしあなたには自分の仕事があるし、その人にはその人の仕事がある、このバランスが悪いとすればそれは上司の采配になります。

定時に帰りたい時には残業を断る勇気を持ちましょう。
もしも仕事の配分が悪いとなれば、上司が調整してくれるはずです。

断わる時には「申し訳ありませんが、今日はお手伝いできません。明日で宜しいでしょうか?」と、絶対に拒否するのではなく、選択肢を与えることが大切です。実際には、余程急ぎでない限りは「じゃあ、明日頼むね」と言われる場合がほとんどです。翌日になったら朝からスケジュールを組み直して、定時までに効率よく仕上げましょう。

少しずつ残業しないことを習慣化していく

Man taking the step in the right directionある日突然、「今日から残業はしません」というのでは角が立ちます。
まずは週に1日だけ定時退社をして、1ヵ月程経ったら週2日定時退社、2か月目には週3日定時退社、というように、少しずつ定時退社する日を増やしていきましょう。気が付けば忙しくない日以外は残業しない人になっています。

最初のうちは「もう帰るの」等と言われないかとビクビクすることもあるでしょう。
しかし帰る時には堂々と「お先に失礼します」と挨拶をして下さい。決して消える様にいなくならないことです。

そのうちに「あの人は残業しない人だ」と思われる様になり、話題にもされなくなります。

プライベートの充実が仕事の効率を高める!

A young stylish businessman going to work by bike.仕事の疲れでストレスを溜めない為にも、残業をせずにプライベートタイムを充実させるのは良いことです。
残業を全くしないのではなく「やる時はやる、そうでない時はやらない」という姿勢見せると意外と受け入れて貰い易くなります。

一緒にこんな記事も読まれてます。

© 2023 wakus