社会人となって、ビジネスの世界で仕事をしていくためにも、まずは自己管理能力をきちんと身につけることが必要です。
自己管理がきちんとできなければ、信用性も失いますし、社会人として半人前以下になってしまうでしょう。
学生時代から社会に出るための準備として、自己管理能力を身につけておけば、社会人になってから慌てる必要がなくなります。
では、ここでいう自己管理能力とは、どのようなものでしょうか?
体調管理をきちんと行う
どんなことでも体は資本です。
そのため、ビジネスの世界で十分に自分を活かしていくためにも、まずは健康管理をきちんと行うことが大切です。
仕事の前の日の夜に、飲み過ぎて二日酔いのまま出社なんてことがないように気をつけましょう。
仕事をしていると、どうしてもストレスが溜まってしまうこともあります。しかし、それを酒だけでストレスを解消するのでは、そのうちに体を壊してしまいます。
また、二日酔いの状態では、周りの人にも迷惑をかけてしまいますし、仕事の効率も下がってしまいます。
ストレス解消のために適度な運動を行ったり、好きな趣味などをするなど、心身の健康のためになる方法を行っていきたいものです。
また、生活習慣が乱れてくると、体臭や口臭がきつくなることもあります。
良好な人間関係を築いていくためにも、臭い対策にもしっかりと気を使わなければいけません。
特に食生活の乱れは肥満や臭いの原因になりやすいものです。
総合的に日頃の生活習慣を改め、疲労を溜めないようにすることも大切です。
時間管理をきちんと行う
ビジネスの世界でも時間厳守は基本中の基本です。
学生時代に遅刻や欠席が当たり前だった人は、特に時間厳守に十分に気をつけることが大切です。
大切な仕事の商談で、遅刻をしてしまっては、まとまる話もまとまらなくなってしまいます。
それは自己責任だけではなく、会社全体の責任となり、会社の印象を悪くしかねません。
とは言え、電車が遅れたり車が渋滞したりして、どうしても約束の時間に間に合わないこともあります。
そのような時は、速やかに連絡を入れ、適切な対処を取るようにしましょう。
間違っても無断遅刻や無断欠席はしてはいけません。
普段から時間管理をきちんと行い、明確なスケジューリングをするように心がけましょう。
社会では「ホウレンソウ」という言葉がよく言われます。これは「報告、連絡、そして相談」の意味です。
この3つを忘れずに行い、自分勝手に判断することがないように気をつけましょう。
特に仕事に慣れてくると、指示を待たずに自分勝手な行動を取ってしまうこともあるかもしれません。
会社の顔という自覚を持ち、「ホウレンソウ」を徹底する習慣を付けましょう。
自己スキルを高める
仕事をする意義は、会社を通じて今の自分にできることで社会に対して貢献し、それによって収入を得ることです。同じことの繰り返しのようでも、進歩や成長がなければ、そのうち堕落の道をたどるようになってしまいます。
そうならないためにも、仕事で社会に貢献すると同時に、自分なりのスキルを磨いていくことが大切です。
仕事以外の時間を使って、目標に向けて自己スキルを磨いていきましょう。
今すぐにそれが役に立たなくても、日頃から準備をしておくことで、今後それが必要なスキルになってくることがあるかもしれません。例えば、もし将来的に転職をすることにした場合、そのスキルがあることで有利になるかもしれません。
将来の準備ができるのは自分自身しかいません。早い段階から始めておくと、それだけ周りにも差をつけることができます。
自己管理能力を身につけ、自分を最大限に生かしていく
自己管理能力を高めるためには、まずは自分自身を知ることが必要です。
自分を知って、どんな状況でも自分に勝つことができれば、周りの人を助けることもできるようになります。
自分を十分に生かしたビジネスライフを送っていくためにも、また社会人としてしっかりと成長していくためにも、自分自身しっかりと知ってコントロールしていくことが重要です。周りに振り回されて心身を病んでしまっては、元も子もない状況にい陥ってしまいます。
自己管理をしていくということは、それだけ大切なことなのです。