部署を超えたコミュニケーションを図る方法
人数の多い企業に勤めていると、なかなか部署を超えたコミュニケーションが難しいなと感じる方も多いのではないでしょうか。
ITコミュニケーションツールが導入され、テレワーク(在宅勤務)などで働き方も多様化し、なかなか他部署とのリアルな接点が持ちにくくなっています。
今回は私と友人が大企業で行って効果のあった他部署とのリアルな接点を広げていく方法をご紹介しようと思います。
①挨拶&イベントの提案
私が学生時代のバイトで働いていた頃から実践している方法です。
場所は違えど、どれだけ人数が増えても人の集まりという点では同じで、大企業でも十分に通じました。
1、基本は笑顔で挨拶
基本中の基本ですが、笑顔+挨拶は絶対に必須です。
色々な価値観の人がいますが、挨拶はコミュニケーションの基本です!
それに輝くような笑顔があればなお良いです。
2、仕事に慣れるまでは覚える事に集中
仕事が慣れるまではしっかりと仕事を覚えることに専念しましょう。
たとえ飲み会でも初期は控えめに、一通り仕事をこなせるようになってから、徐々に自分を出していきます。
3、誕生日会等のイベントを行う
さりげなく、周囲の人(まずは同期から)の誕生日を聞きだし、月に1回くらいのペースで誕生日会を名目の飲み会を企画します。
大人になっても誕生日を祝ってくれるのは嬉しいものです。
4、褒め合いゲーム
誕生日会では商品を用意し、ゲーム「褒め合いゲーム」をします。
これは、お互いに褒め合って、謙遜したら負け、褒め言葉が尽きても負けというゲームで、2人1組で対決し、勝ち抜いた方に商品を渡します。
昔小学校の先生がしてくれたゲームなのですが、褒めるというのは、仲良くなるのに効果絶大です!
5、徐々に範囲を広げる
徐々に、仲良しの先輩に、 「たまには若者と飲んで下さい!」 と、頼みましょう。
後輩も気軽に誘ってを繰り返していくと部署を超えての飲み会が定期的に開催されるようになりました!
飲み会も、そして仕事も、とっても楽しむことができました♪
②社内ブログの立ち上げ
こちらは友人が試した方法なのですが、友人は大手IT会社で、何となく風通しの悪さを感じたそうです。
彼は、大学時代の複数の学部が集まってワイワイと仲良く活動したサークルを思いだし、別学部のことでも友達を通じて詳しくなったことをヒントに、各部署に配属された同期を説得し、ブログを立ち上げたそうです。
1、ブログの内容から声をかけられるようになる
内容は自分の配属されてる部署でのことで、その部署で仕事が上手く運んだこと、会社に対して改善してほしい点、仕事上のアイディアなど仕事に関することだけではなく、完全にプライベートの部署での飲み会や、近隣のランチ情報など、様々な記事をアップしたそうです。
すると、ほんの少しづつですが、人の輪が広がり始めました。
「あ、こないだのブログの写真にすごく大きく写ってたよね?」 と全然違う部署の知らない先輩に話しかけられたり、
「こないだの飲み会のあの店、どこなの?」 と聞かれたり。
2、イベント開催で交流をする
友人は何回かイベントを開催したそうです。
飲み会だけでなく、山登り、草野球、ボーリング、温泉旅行など。
部署、年代問わず参加してくれたそうで、彼はかなり居心地が良くなったと話していました。
最後に
会社内でコミュニケーションを円滑にしていくと、社員1人1人のモチベーションが上がり、さらに自分が会社に貢献しているという満足度が上がるという研究報告もあります。
それは確かに実感できました。
この方法を試してみたら、少し仕事に行くのが楽しくなった、そんな風に感じて頂けることを願っています。