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求人広告の成功はマーケティング力にかかっていた!

どこの市場も人手不足が叫ばれている昨今は、人財の採用にかかる費用も大きくなってきています。

また、昔に比べるとインターネットを中心にした求人広告のweb媒体も増えたことで、求人広告費も増加する傾向にあります。さらには、日本ではまだ実施されていないのですが、海外ではgoogle社が提供する『google jobs』というサービスも試験的にスタートしていて、将来的に日本でも導入されれば、人事の人や採用担当の人はさらに頭を悩ますことになるかもしれません。

そこで、どんな媒体に掲出する際にも使える、求人広告の費用対効果を上げるための方法を、マーケティング目線で紹介していきます。

もしすべてがしっかりと実施できれば、費用をかけずに理想的な人財が採用できるかもしれませんよ!

しっかりとしたペルソナを設定する

Back view of a businessman drawing men's silhouettes on concrete wall. The middle one with red heart in its chest. Office staff. Collective, crew, personnel.ペルソナとは、もともとマーケティング分野で使われている用語で、ターゲットとなる具体的な1個人を明確にすることです。

たとえば…
・高校を卒業後に大学進学で東京に上京
・新卒で営業職として採用される
・大手WEBサービス会社へ入社して3年目くらい
・今後のキャリア形成で悩んでいる
・独身
・一人暮らし
・25歳
・男性

というように具体的にしていくのが一般的なやり方です。
なぜここまで具体的にターゲットを絞るのかというと、『絞り込めば絞り込むほど、ターゲットが明確になるから』です。

しかし、ここまでの絞り込みはすでにどこの会社でもやっているでしょう。つまり、他と同じようなことをやっているので差別化ができずに、結果として応募者側の印象にも残りにくいのです。

では、どうすればいいのか?それは、個人レベルまで具体化することにより、ターゲットとなる人の日々の暮らしや悩んでいることなどの情報を把握するのです。

例えば上記で決定したペルソナ像だけでは、帰宅後や休日の過ごし方は分かりませんし、好きな食べ物も分かりません。野球の話題を振ってもまったく反応しないけれど、サッカーの話題だったら盛り上がるかもしれません。

これは何もプライベートにまで立ち入るということではなく、このような細かい部分までペルソナを設定していなければ、本当の意味での日々の暮らしや悩んでいることなどは把握できないのです。

ノリがいい雰囲気が好きな人に硬い雰囲気の会社は合いませんし、その逆も同じことが言えます。

ターゲットの暮らしや悩みがわかれば、それを解決するために自社がどのようにかかわり支援できるかがわかり、自然と魅力あるメッセージを発信することができようになります。
こちらはあまり気づかれていないので、今まで、何となく決めていた応募者のターゲットを具体的にして、応募者の立場に立った採用活動をすることができれば、きっと他社との差別化もできるでしょう。

業界の賃金相場や福利厚生を把握する

業界の賃金相場を知っておくことは極めて重要です。特に、大企業、中小企業という企業規模での違いの把握、地域における格差などへも配慮することが大切です。

ただし、インターネットなどに記載されている業界平均を参考にすると、自社の採用活動上で直接関係する企業との比較にならないので、あくまでも参考程度にとどめてください。

では、「実際にどのようにし調べたらいいか?」ですが、同じエリア内で自社が取引している同業他社や求人広告に掲載している会社の情報を調べてください。調べ方はインターネットで検索すれば、企業のHP内に掲載しているケースはよくありますし、求人媒体に掲出していることも多いので、比較的楽に情報を集められるでしょう。

福利厚生ですが、健康保険、厚生年金などの一般的なものだけではなく、その企業独自のものを参考にしてみてください。特に中小企業の場合は、福利厚生は大手企業には比べてコスト負担や人員との関係から、なかなか充実した施策が打ち出せないと思いますが、コストも人手も極力かけずにできる方法はいろいろとあります。

例えば、誕生日、結婚記念日などの特別な日に休暇をもらえるアニバーサリー休暇、ノー残業デー、自分な好きな福利厚生メニューを選択できるカフェテリアプラン、従業員の個人的な事情に配慮した柔軟な勤務制度などたくさんあります。

昨今、働き方改革、ライフワークバランスが注目を集めており、求職者も非常に関心を持っている人が多いので、自社が求職者にとって、とても働きやすい環境であることまたは環境を用意する準備があることを求職者に積極的にアピールすることにより、応募者を増やすことができます。

自社の強みと弱みの把握

自社の強みと弱みの分析は2つの軸で行う必要があります。

その1つは市場における自社の強みと弱み、ポジショニングについてです。
求職者は、転職先の企業に長く勤めたいと思っています。応募する企業の将来性やこれからの展望はもちろん気になるはずですので、自社の強みをしっかりと把握し、自社の将来像や今後の事業展開をロジカルに説明して、求職者を安心させるとともに期待も持たせるようなメッセージを発信してください。

もう1つの自社の強みと弱みの分析は、転職市場においての自社の強みと弱みです。
賃金、やりがい、仕事内容、社風、人間関係、将来性、福利厚生などの面において、自社の強みとなっているのか、それとも弱みになっているのかをしっかりと把握してください。

この2つの軸での自社の強みと弱みが明確になってくれば、転職市場において自社が置かれている現在のポジションを把握することができ、どのように他社と差別化を図り、求職者にとって魅力ある企業に映るのかを考えることができます。

今後の採用活動をするうえで、極めて重要な情報を得ることができるので、より効果的な採用活動を行うことができます。

求人広告を出すときの3つのポイントのまとめ

1.ペルソナの設定
2.業界の賃金相場や福利厚生の把握
3.自社の強みと弱みの把握

この3つの求人広告を出すときのポイントを抑えることで、自社に来てほしい応募者に響くメッセージを伝えることができ、多くの応募者を集めることができるようになるはずです。

どれも費用もかからずすぐにできるものばかりです、1から順番に取り組む必要もありませんし、いきなり全部ではなくてもいいのでどれか一つ実際に試してみてください。きっと今までとは違った反応が返ってくるはずです。


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