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今更聞けないビジネス用語「コンプライアンス」って何?

会社に入って社長のスピーチや会議で耳にすることの多い「コンプライアンス」という言葉、良く分からないという人もいるのではないでしょうか。

今のところ自分の仕事にあまり関係なさそうだからと聞き流していると、身近で話題に上った時についていけなくなってしまいます。

上層部の人程よく話題にする「コンプライアンス」とは、どの様な意味なのでしょうか。

コンプライアンスとは?

3d rendering android robot with industrial networkビジネス用語のコンプライアンスは、日本語で「法令遵守」と訳されることが多くなります。

これは、企業が社会的な倫理観を持ち、法律に反したことは行わない方針を意味しています。
企業にとってのコンプライアンスとは、会社法と商法に関わる法律ですが、その他にも独占禁止法や個人情報保護法なども関係してきます。

最近になってコンプライアンスという言葉を耳にすることが多いのは、企業による不祥事が相次いで話題になっているからです。
今迄どんなにブランドイメージの大きかった有名企業でも、不正や不祥事が発覚すれば社会的批判の対象になってしまいます。中には経営が大きく傾いてしまうケースもあるのです。その為に多くの企業では、コンプライアンスを周知徹底させるべく対策を立てているのです。

ここまで説明をすると、コンプライアンスというのは経営者側が重視するものであり、従業員はあまり関係ないのでは、と思うかもしれません。しかし、コンプライアンスに違反する行動を、従業員が気付かずに犯してしまっているケースもあるのです。

以下は従業員が犯し易いコンプライアンス違反のケースです。

Twitterによる情報漏えい

今どきの若い人達は、子供の頃からインターネットに慣れ親しんできています。SNSで情報を交換したり、Twitterでつぶやいたりして、不特定多数の人達に対して情報を発信することへの抵抗はありません。

ところが中には、会社での出来事や愚痴、不満などをネット上に公開する社員もいます。会社や上司の名前まで書き込むことで、会社の情報が漏えいする可能性も高いのです。

従業員だけではなく、最近では内定者がTwitterで会社の情報に関するつぶやきを行い、内定を取り消されるというケースも起こっています。もはや企業にとっては内定段階からコンプライアンスを徹底させる必要が出てきているのです。

一度ネット上で流出した情報は、削除しても取り消すことはできません。
ちょっとした日常の出来事であっても、受け取る人によっては
「勤務時間中にそんなことをやっているのか、社員教育がなってない」
と悪印象を持つこともあります。

そこで悪いイメージを持たれてしまうと、それが更に拡散して企業の信頼を失墜させることになり兼ねないのです。

自分は会社という組織の一員であること、情報に対するリスク管理をしっかりと身に付けることが大切です。プライベートな時間に、ネットにしても雑談にしても、会社のことについて言及するのは避けた方が良いでしょう。

宴会場で大騒ぎする

happy young woman covers her face with her hands and peep through her fingers「今日は無礼講だ」と言うのは、上司と部下がリラックスしてお酒を飲んで話ができる状態である、という意味です。

しかし中には無礼講の意味を勘違いして、何をしても良いという意味に捉える人もいます。酔っぱらって前後不覚になった挙句、お店の物を壊したり、大声を出して他のお客さんに迷惑をかける人達もいます。中には上司と大喧嘩をしてケガをさせるというケースもあるのです。

この場合、最も迷惑を受けるのは会社ではなく「お店」です。

お店の場合、酔っ払いが集まるところとして容認してくれるところが多いのですが、中には次回から利用禁止になるところもあります。器物破損や営業妨害、或いは傷害事件として本来ならば罪に問われるところですが、お酒の上でのこととあり、そのまま済まされてしまうことが多いのです。

これは完全にコンプライアンス違反であり、「無礼講」の意味を正しく理解しておく必要があります。

会社の備品を持ち帰る

会社で支給されているボールペンや、クリアホルダ―などの備品を、何気にペンケースやカバンに入れて自宅に持ち返り、そのまま使用している人はいませんでしょうか。
意外と多いのではないかと思いますが、会社の備品を自宅に持ち帰って使用するのは窃盗罪に当たります。

例えボールペン1本でも罪の重さは変わりません。「これくらいなら大したことじゃない」と思って小さな不正を繰り返し行っていると、段々と感覚がマヒしてきて大きな不正になってきます。
中には会社支給のタブレットを私用に使ったり、交通費や宿泊費など、旅費の精算を平気で誤魔化す人もでてくるのです。最終的に会社にバレても「まさかそこまで重大なこととは思わなかった」と言うのです。

会社の従業員全体でこの様な行為をしていると、会社のコンプライアンスの理念が全く意味を持ちません。
コンプライアンスよりも前に、道徳や社会常識を学ぶ必要が出てきます。

コンプライアンスは社会人として守るべきルール

コンプライアンスの意識は、経営者側だけではなく、従業員側もしっかりと持っていなければなりません。
会社に入ったからには、今迄サービスを受ける側だったのが、今度はサービスをする側になったことを忘れない様にしましょう。

常に自分が会社の看板を背負っていることを考えて、会社以外の場所でもわきまえて行動するべきです。


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