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質問力を高めよう!優秀な人が実践出来ている質問方法の基本ヒアリングコミュニケーション

あなたはバラエティ番組やクイズ番組などのテレビ番組を見る機会はあるでしょうか?

あまり意識する事はないかも知れませんが、MCと呼ばれる司会者の進行にはいくつかの特徴があります。

それは優秀な司会者ほど「質問力」が高いという点です。コメンテーターやひな壇芸人にコメントを求める時の質問の仕方を注意して見ると、実はあなたのビジネスシーンでも活用できるような質問方法をたくさん活用しており、意識する事で質問力を鍛えられる事は多いのではないでしょうか。

Youtuber(ユーチューバー)の登場でテレビの危機が叫ばれていますが、それでもゴールデンタイムのテレビの視聴率は20%を記録していますし、テレビ普及率も90%以上あります。それだけみんなが楽しめる面白いコンテンツを制作し続けられているという証拠でしょう。

今日はテレビ番組でも使われている質問力を高めるために必要な質問方法の基本を紹介していきます。後半はビジネスシーンでの利用方法も紹介していきます。

人とのコミュニケーションに問題を感じている人や上司・同じ部署の仲間・取引先の相手とのコミュニケーションを円滑にしたいと思っている方は是非ご覧ください。

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの質問法

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン…言葉は聞いた事がある人も多い事でしょう。ただ実際にどのように使い分けるべきなのかを把握している人は少ないのではないでしょうか。

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの違いを簡単に言うと、オープンクエスチョンは回答を相手が自由に決める事が出来る質問方法で、クローズドクエスチョンはこちらが限定する回答の中から選択してもらう質問方法です。

例えばクイズ番組で司会者が「さあこの問題の回答は…」

「フリップに書いてお答えください」(オープンクエスチョン)

「3択の中から選んでお答えください」(クローズドクエスチョン)

といった具合です。

他にも例えばワイドショーであればVTRで事件の紹介後に司会者がコメンテーターに対して、「●●さん、この事件が起こってしまった理由はどういったところにあるのでしょうか?」と質問するシーンをよく見ると思います。これは典型的なオープンドクエスチョンに当たるわけですね。

5W1Hを活用した質問法

A frightened businessman shielding himself with his hands from the drawings of calendars and clocks on the grey wall. Business and time-management. Organizing and planning. Productivity and efficiency.

5W1H. 「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」という6つの要素をまとめた、情報伝達のポイントのこと。 5W1Hに沿って整理し、5W1Hにあたる内容を相手に伝えるようにすると、情報をわかりやすく、もれなく伝達することができる。

5W1H(ごだぶりゅーいちえいち)とは – コトバンク

5W1Hはビジネスのフレームワークのですが、こちらも聞いた事がある人は多い事でしょう。ただこちらも残念ながら上手に活用できている人は少ないという印象を私は持っています。

質問が上手な人は5W1Hをしっかりと押さえた質問をします。

テレビ番組でイメージしてもらうとバラエティ番組で誰にも真似できない変な技を習得した芸人が居たとします。その話を広げて面白くするためにMCはこんな質問を展開します。

「いつからそんな風になったの?」(When)

「どこでその技を身に付けたの?」(Where)

「その技は誰に教わったの?」(Who)

「その技は何がポイントなの?」(What)

「なぜその技を身に付けようと思ったの?」(Why)

「その技を身に付けてどのような事をやりたいの?」(How)

このように5W1Hに当てはめて質問をするだけで内容もしっかり伝わりますし、何よりも質問された側も答えやすいのでスラスラ答えられます。

ビジネスシーンで活用する場合は

tic tac toe with two businessman

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョン、5W1Hの質問法を紹介してきましたが、それでは実際にあなたのビジネスシーンでどのように活用するべきかイメージして頂く事は出来たでしょうか?

まだ具体的な想定シーンが思い浮かばない方のために具体例を説明します。

ニーズをヒアリングしたい場合

オープンクエスチョンと5W1H組み合わせが多いでしょう。例えばあなたが営業担当でお客様に対してニーズをヒアリングする場合、

「このキャンペーンの内容についてどのように思われますか?」(オープンクエスチョン)

「もっとこうなれば良いといったご要望はございますか?」(オープンクエスチョン)

「新しく設備を購入されるのはいつ頃になりますか?」(When)

「新しい設備はどちらでお使いになる予定ですか?」(Where)

「新しい設備は主にどなたがお使いなる予定ですか?」(Who)

「設備を導入するにあたり何が一番重要とお考えですか?」(What)

「なぜ設備の購入が必要とお考えですか?」(Why)

「装置を導入する事でどのような事を実現される予定ですか?」(How)

とこのような質問の仕方でお客様のニーズをヒアリング出来ます。

選択させたい、提案を進めたい場合

クローズドクエスチョンを活用する機会のほうが多いでしょう。先ほどと同じようにあなたが営業担当でお客様に対して装置の提案を進めたい場合、

「Aという装置とBという装置ではどちらのほうが良いと思いますか?」

「納期は●月中旬となりますが問題ないでしょうか?」

とこのような形で選択を絞らせ提案を進める事が出来ます。逆にこれをオープンクエスチョンにしてしまうと、

「Aという装置とBという装置ではこのような違いがありますがどう思われますか?」

「納期は●月中旬となりますが、いかがでしょうか?」

という質問ではお客様に回答を委ねてしまうため、ニーズを探る分には良いのですが、提案を進めようにもお客様が優柔不断な場合、結論を先延ばしにされてしまう可能性があるのです。

商談を決めたい場合はクローズドクエスチョンを使うということを意識したほうが良いでしょう。

まとめ

普段何気なく使っている質問も意識して使い方を駆使することで自分の意図した方向へとコントロールすることも可能です。逆に言えば無意識で使っているからこそ自分の意図した方向とは別の結果になってしまっている可能性もあるのです。

質問をコントロールして使い分けることであなたのコミュニケーションも格段にレベルアップしていくことでしょう。是非今回ご紹介したような視点で一度テレビを見てください。きっとMCの質問力の高さに舌をまくことでしょう。


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