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職場でのパワハラ・モラハラと、もしものときの対処法は?

職場における人間関係の悩みとして「モラハラ・パワハラ」が増えてきています。

しかしセクハラと違い、モラハラ・パワハラはそれぞれの違いや特徴等が分かりにくいことがあります。
上司や先輩の言うことには従い、多少厳しくされても我慢するべきと思っている人にとっては、日常のやり取りの中で嫌な思いをしても何も言えないものです。

この記事では、職場におけるモラハラ・パワハラの違いと特徴について紹介します。

パワハラとモラハラの違いとは?

Thoughtful businessman on blue chalkboard background with a shadow question mark behind him. Business and management. Workplace decisions. Problems and solutions.そもそもパワハラとモラハラの違いは、力関係が働いているかどうかという点です。

【パワハラとは】
パワハラは、職場で上の立場にいる人が下の人に対してその権限を利用して、精神的・肉体的な苦痛を与える行為のことです。上司と部下、専門職での先輩と後輩などの関係に多くなります。

・パワハラの特徴

パワハラの特徴は、上から目線で嫌がらせをすることで、服従させようとする点にあります。

<暴言により精神的に苦痛を与える>
ミスをした時に、大勢の人がいる前で罵声を浴びせたり、怒鳴り散らしたりします。
人格を否定する様な以下の発言をします。

「全く使えない奴だな」
「給料泥棒!」
「普通会社辞めるだろ」

また、人格を否定する行為の中には、就業規則で認められている有給休暇を取らせてくれない、関係のない時期に休めと言われるなどの行為もあります。

<実現不可能な要求をする>
常識的に考えても実現不可能な要求をしてきて、出来なかった時に「能無し」「役立たず」などの暴言をいます。

「今日中に全ての資料を完成させろ」
「ノルマを達成できなければ辞めて貰うからな」

ムリな要求をこなそうと残業や休日出勤をした挙句、うつ病になってしまう人も多くいます。

<仲間外れにする>
まるで小学生の様に、無視や仲間外れにすることもあります。
大切な会議の日時を連絡しなかったり、部署内で飲み会があっても誘わなかったり、上司が挨拶を無視する、というケースもあります。

<休日に呼び出される>
休日にゴルフに無理やり誘ってきたり、何かの用事を言いつける為に呼び出したりします。
断ると「次のプロジェクトはお前に回さない」等と言ったり、無視したりします。

<仕事をやらせない>
本人に能力があっても、仕事を与えずに常識的ではない雑用ばかりさせます。
それまで営業職だったのに、ある日上司を怒らせて以来、急に毎日トイレ掃除やコピー取り、お茶汲みしかさせて貰えなくなったというケースもあります。

上記の行為は、全て上司・先輩という力を使って行うものであり、下の人は拒否すると不利な立場に追い込まれると思い、従わざるをえないのです。

モラハラとは

A businessman standing in front of a lit wall with a question mark looking like a shadowモラハラとは、相手を問わず、会社での力関係も存在しない精神的な嫌がらせです。
中には部下から上司へ、女性から男性へのモラハラもあります。

・モラハラの特徴

モラハラの特徴は、中学生のいじめとほとんど同じ内容です。
明らかにその人に対して悪意があり、いじめの対象となった時に起こります。

<仲間外れ>
部署の全員が結託して、一人を仲間外れにします。
口をきかなかったり、その人が来ると皆が避けていなくなったりします。
パワハラと同じ様に、必要な情報を伝えなかったり、メールのCCに入れなかったりします。

<誹謗・中傷される>
本人がいないところで陰口を言われたり、ありもしない噂を流されます。

<仕事に関係のないことでケチをつける>
洋服の趣味がダサい、持ち物がダサい、メイクの仕方が下手など、仕事に関係のないことでいちいちケチをつけてきます。顔が大きい、脚が短いなど、身体的特徴を言われることもあります。

<バカにされる>
同僚から「こんなこともできないの?」「バカなんじゃないの?」等と能力を否定されます。

モラハラは、加害者と被害者の当事者間で行われることが多く、他の人には気づかれにくいのです。
周囲の人に対しては愛想良く振る舞っている人が、自分にだけ酷いことを仕向けてきたりします。

パワハラ・モラハラを受けた時には・・・

rainbow umbrella in mass of black umbrellasパワハラ・モラハラは、我慢していると大きなストレスになるので、早目に対処するべきです。

・記録をする
パワハラやモラハラを受けたら、詳細を記録しておくことが大切です。
「日時・相手・内容・場所・目撃者の有無」などをしっかりと記録しておきましょう。

・医師の診断書をもらう
もしパワハラやモラハラにより、体調不良を感じたのならば、病院で診断書を発行して貰いましょう。
ストレスにより体調不良になったという証明になります。

・相談窓口について
パワハラやモラハラで味方がいない場合、まずは社内の窓口、あるいは人事部に話すことです。
ただし、そこで力関係が働くと相談しにくくなる場合もあるので、その時には公的機関を利用します。

法テラス: 電話で弁護士に相談可能(無料)
労働局や労働基準監督署内・総合労働相談コーナー: 状況により会社に行政指導してくれる(無料)
弁護士事務所: 訴訟手続きまでサポートしてくれる(有料)

パワハラやモラハラは、加害者にとってはストレス発散や楽しみになっていることもあります。とにかく早目に対処しておかないと、段々とエスカレートしていきます。

不快に感じる、理不尽だと思ったら、まずは相談できる相手や場所を見つけましょう。


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