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相手に説得力を与える話し方3選

上司から報告を求められ説明しても納得してくれなかったり、友人にお願い事をしても断られる人は、もしかしたら話の伝え方に問題があるのかもしれません。

特に自分の話に信憑性を感じてもらえず「それ本当なの?」と言われる事が多い人は今回紹介する3つのテクニックを意識してみると相手の反応も変わってくると思います。

詳細を具体的に話す

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かつて芸能界で名MCとして活躍した島田紳助さんが語っていたしゃべりの極意として、みんなが微妙に知っているか知らないものを取り上げて、そこを更に深掘りして詳細を具体的に話すと賢く思われると話しています。

何かのテレビ番組のトークで「好きな選手は誰か?」というテーマが出た時に、「イチロー」や「大谷」ではあまりにも普通過ぎるため、例えばオリックス(オリックスファンの方すみません)の一軍と二軍を行き来するような選手を取り上げ、更にその選手の生い立ちや高校時代のエピソードなんかをしゃべることで、「野球にめちゃくちゃ詳しい人」と思われるわけです。

実際は島田紳助さんは球場観戦は何十年も行っていないばかりか全く野球にも興味はないそうです。

野球マニアではないから全てを知る必要はない、けれどしゃべりのプロとして相手に納得感を持たせるためのテクニックとして編み出したようです。

つまり相手を信用させるにはわかりにくい抽象的な話はダメということです。

「私は営業が得意です」と面接で来たとしても、鵜呑みには出来ない。抽象的で本当なのかが分からない。

ただしこれを詳しく「私は健康食品の販売を飛び込みで一般家庭に毎日200件~300件訪問して1日に10件程度注文を頂いていました。1日2~3件の注文が営業担当の平均でしたので会社でトップの営業成績でした。BtoBは自信がありませんがBtoCの営業であれば自信はあります。」と話せばぐっと説得力は増すでしょう。

数字を盛り込む

具体的な話以外にも人を信用させるには必要な要素があります。

それは話に数字を盛り込むことです。

「A事業の売上は昨年に比べて好調で売上アップしました。理由は調達コストが改善出来たことと夏場のキャンペーンがあったためです」

こんな風に報告をあげたなら、鋭い上司からは、「昨年と比べてどれくらいあがったの?」「調達コストはどのくらい安くなったの?」「なんで今年の夏場のキャンペーンはあたったの?」と矢継ぎ早に質問の矢が浴びせられるのではないでしょうか。

「A事業の売上は昨年対比で約20%増の1億2000円でした。増益要員としては原料の調達コストを為替の影響で従来よりも10%低く仕入れが可能になったことと、昨年に比べ天候が良く7月と8月に実施した夏場のキャンペーンが功を奏し7~8月だけを見ると前年同期に比べ19%売上増加となっています」

こんな風に報告をすれば先ほどの例と比べてずっと説得力が増した事がわかると思います。

上司に報告する時も今後は数字を意識した報告をすることであなたへの信頼度は増すこと間違いなしです。

比喩を使う

Right and left hemispheres, creative and analytical thinking concept with businessman looking at chalkboard with sketch

話が上手だな、と思う人には比喩を使って話すという特徴があります。

具体的に話すことで説得力を増すことは先ほど書きましたが、比喩にも同様の効果があります。

比喩(メタファー)が面白いと思う作家として私は村上春樹さんの小説は面白いと思います。

「もしもし、」と女が言った。それはまるで安定の悪いテーブルに薄いグラスをそっと乗せるようなしゃべり方だった。」風の歌を聴け〜

完璧な文章などといったものは存在しない。 完璧な絶望が存在しないようにね。」〜風の歌を聴け〜

「でももう何の物音も聞こえなかった。全ては死に絶えていた。線を切られてしまった電話機のような完璧な沈黙だった。」〜ダンス・ダンス・ダンス〜

「緑は長いあいだ電話の向うで黙っていた。まるで世界中の細かい雨が世界中の芝生に降っているようなそんな沈黙がつづいた。」 〜ノルウェイの森〜

ビジネスの世界で言えばソフトバンクの孫社長が立ち上げ時の従業員に「豆腐を1丁2丁と数えていくように会社の売上を1兆2兆と数えられる企業にしたい」と言っていたそうです。

上手な比喩表現は相手の頭の中で映像がイメージとして浮かび上がるものです。

そのイメージに納得出来れば相手も理解を示し話はあなたが思うような展開で進んでいくのです。


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