思考力

アイデアを出すためのちょっとした発想法3つ

デザインや企画を仕事にされている方、またはそれらの仕事を目指されている方、 アイディアを生み出すことは難しいと思っていませんか。

「1個、2個の案を出すことは出来るけど、100個なんて絶対無理」
「誰でも思いつく内容しか浮かんでこない」

今回はそんな方たちの為に、アイデアを生み出す発想法をお伝えします。

下記を実践すると、新しいアイデアが生まれるかもしれません。その中には斬新で、どれも捨てがたいと思えるような案がいくつもあることでしょう。

 

 

1.関係のない物を組み合わせて考える

Teamwork concept. Two businessman connecting puzzle pieces togheter with copy space

「簡単に使えて、便利なDIY商品を考えてほしい」

そう言われたら、皆さんはまず、何をしますか?

DIYとは何かを調べ、今販売されているDIY商品について情報を収集し、 市場にない物を考えようとするでしょう。
その手間を飛び越して、連想ゲームをしてみませんか。

「簡単便利」と言えば、「女子でも使える」。

「女子」と言えば「キッチン」。

「キッチンアイテム」や「料理」と組み合わせて考えてみてはどうだろう?

そこまで連想できれば、アイデアを出すヒントになります。

 

「簡単にキウイフルーツがむけるキッチンアイテムのように 簡単に木が切れるDIYの道具が作れないか」

「レシピ通りにお皿に盛りつけをしてレンジでチンするだけで手軽に高級フレンチが 楽しめる食材セットのように、ちょっと手を加えるだけでお洒落なインテリアが作れる キットはできないか」

など、関係のない物を組み合わせて考えると、次々と面白い発想が生まれてきます。

 

【DIY+料理】、【DIY+運動】、【DIY+洋服】、組み合わせも何通りにもなります。

 

2.ショッピングに行ってみる

City and labeling

思い詰まったら息抜きも兼ねて、ショッピングに向かいましょう。そして、様々なジャンルの商品を手に取って見て下さい。 

普段、自分では絶対に買わないような、タイ料理に使う食品や可愛いキャラクターグッズ、 あなたが男性なら女性用のアクセサリーや洋服など何でもいいのです。できるだけ普段の自分が関わることのないお店やジャンルを選びましょう。 すると、その中にアイディアのヒントが隠されていたりします。

「タイでは日常にある食品も、日本では珍しくて輸入食品のお店でなくては手に入らない。 その逆で、日本ではどこにでも当たり前にある商品が、実は海外にはなくて、 必要としている人が沢山いるかもしれない。これはビジネスになるぞ」

普段自分が関わることのない物を見て手に取って感じると、自然と新しい発想が湧いてきます。 自分に関係がなかった物ほど目新しく、何かしら感じることがあるはずなので、 それを元にアイディアを考えてみましょう。

 

 

3.アイデアは出し惜しみしない

Right brain and left brain of illustrations

「このアイデアは傑作だ!」と思えるようなとても良い案を思いついたとき、 「いや待てよ。これは今よりもっとスケールの大きいプロジェクトの時に使おう」 などと出し惜しみしてはいませんか?

人間の脳は、出せば出すほど次から次へと新しいアイデアが泉のように湧いて出てきます。 それを溜め込んでしまうと、新しいアイデアは何も生まれてきません。 思いついたことはどんな内容でも一旦頭の中から出して実践し、次々とアイデアが 溢れ出てくるよう頭の中を空けておきましょう。

良いアイデアも、ゴミだなと思ったアイデアも、全て頭の中から出すことで整理でき、 すっきりと片付きます。 そしてどんなに良いアイデアでも、タイミングがあります。それを寝かせてしまい、 出番なく腐らせてしまってはせっかくのアイデアも意味がありません。

生ものと同じだと考え、消費期限が切れる前に使い切りましょう。 思いついたとき、それが最高のタイミングです。

 

さいごに

アイデアは、思い詰めない、詰め込まない

発想は、決して難しい物ではありません。

難しいと思ってしまうから、思い悩んで煮詰まってしまうのです。 言葉遊びをするように、ゲームをプレイするかのように、楽しんで考えると、 アイディアは無限に広がります。

ポイントは、1つの事を思い詰めずに頭の中に詰め込みすぎないこと。 別のことを考えたり体験したりして、切り替えてみましょう。

そして生まれたアイディアは溜め込まずにどんどん発信していくことです。 たったこれだけで、あなたの発想は今よりもっと豊かになります。

 

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