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なぜ思い通りに行かないの?~部下を持ったらマネジメントは「入り口」(ベースとなる考え方)が大切!

ある年代になると管理職へ昇進しますが、初めて部下を持って仕事をし始めるとマネジメントで悩む方が多いです。
その悩みは大体が「自分の思っていた通りに行かない」という事。
そして、その思い通りに行かないのは「自分の責任である」と自己を責めるようになってしまいます。
更に自分で実務を始めてしまい、ニッチもサッチも行かなくなるというのがよくあるパターンです。
このように入り口で間違えたまま戻ってこれなくなる事が多いように感じています。

それに対して少しでも参考になればと思いお話しします。

なぜ自分の思い通りに行かないのか?

Irritated young businessman with megaphone screaming at hand showing stop gesture on chalkboard background. Protest concept部下を持って仕事を始めると、自分の思い通りに行かない事にまず躓きますが、今まで仕事が出来た人程、その傾向が強くなります。
その理由は、全ての部下のレベルをいきなり「自分が出来るのになぜ出来ないのか?」という所から入ってしまうからです。

そもそも全ての人が自分が出来たように上手く行くわけが無く、自分は上手く出来たからこそ上に立つポジションを与えてもらったということに気づくことが大事な事なのです。

一番最悪なのは、そのことに気づかず「部下が出来ない」と感じ、仕事を任せる事が出来なくなること。そして実務を自分でやり始めてしまう事です。
それも仕事を取り上げるかのように始めてしまったら、それはもうマネジメントどころでは無くなります。

そうなってしまうと本来のベースである人間関係がおかしくなり、円滑なコミュニケーションも取れなくなっていってしまいます。
「自分の思い通りにいくはず」という幻想を持たないという事がまず大事な一歩です。

自分で実務を始めるとどうなるか?

Colorful aerostat flying in office as symbol of idea and creativity. Mixed mediaちなみに部下に任せる事なく自分で実務を始めると、最初の頃は任せるより仕事が進むので「このやり方の方が正しい」と錯覚するケースがあります。そして次から次に部下から仕事を取り上げていき、短期的には成果が出るため自分の上司にもいい顔が出来る。これでいいと思ってしまうのです。

その間に部下との溝は徐々に深まって行くことに気付かずに進んでしまいます。
その溝は部下がまだ「自分で伸びよう」という意思がある者はいいですが、大概は「自分には任せてもらえないなら自分の出来るレベルだけでいい」と自分自身で上限を決めて行ってしまいます。
更に酷くなると仕事のやりがいを失ってしまうケースも有ります。

かたや、自分はというと組織の長になるという事は基本的に一人の力量でこなせる仕事である訳がなく、段々と自分がやってもやっても終わらない環境になっていってしまいます。
そして、その頃には既に信頼関係が壊れているので部下に仕事を頼んでも受け入れてもらえなくなって来ます。

そうなってくると「部下は頼んでもやってくれない」とか「自分だけではやりきれない」といったような負の感情が自分の中でいっぱいになっていき、ますます関係は悪化していきます。
部下が強い時には逆ハラスメントで自分がメンタルダウンしてしまう事も考えられます。

マネジメントをうまく行うには?

Clock cogwheel mechanism and businessman jumping over itそれではマネジメントをうまく行う為に大事な事はと言うと「まずは自分の役割をしっかりと認識する事」です。
組織の長の大きな役割はほとんどが同じで「所属する組織の損益を向上させる事」そして「人材を作る事」「危機管理をする事」の3つになります。

その時に全てをバランス良く行う意識を持つ事が大事で一番の損益ばかりが強い人は、やる時はやるけれど、いわゆる組織を壊しやすくなります。
「人材を育てる事が収益を上げる事と同じ位、重要である」と認識していれば部下出来ないから自分がやるという発想にはならないはずです。
収益を上げる為に部下にどのような教育をしていけばいいかと考えます。
マネジメントをうまく行う為には、このようにベースの考え方を認識する事が重要なポイントとなります。

その上で、うまくコミュニケーションを取る為には対話を行う事が必要です。
対話とは一方的にこちらから話をする指示命令では無く、部下が何をやりたいのかどうしたいのかを導きだ出し、部下の力で仕事をやり切るように誘導していく力となります。

仕事とは基本的に人間と人間が行う事なので全てにおいてコミュニケーションが必要となって来ます。
その根本に「この部下にはこうなって貰いたい」という自分の思いが無ければ始まらないという事です。

マネジメントは対話の仕組みを作る事です

Diversity Team Community Group of People Concept最近マネジメントのうまくいってない組織の多くはパソコンに向かって一日中仕事をしているようなところに多く見られます。
そのような組織はコミュニケーションが取れる環境ではない為、結果マネジメントがうまく行かないという事が起きがちです。

コミュニケーションとは思いついた時にやるのは実は難しく、思いつきで行うとほとんど指示命令型のコミュニケーションとなってしまいます。
よって部下の話を聞く時間、部下に話をしてもらう時間と言うのを改めて準備し計画しておく事がうまくやっていくポイントです。

最初は部下は戸惑うと思いますが、回数を重ねれば必ずうまく回るようになっていきます。
何事も仕組み作りが大事な事なので悩んでいる人は今の自分の考え方を見つめ直し仕組みを作る事で必ずうまくいき始めます。
そして自分自身のこの部下をこうしたいという熱い思いを持つ事です。


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