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同僚と差が出る伸びる若手社員の特徴とは

ビジネス社会で同じ時期に入社して部署など配属先は違えど、伸びる若手社員と伸びない若手社員に分かれていきますが、どのような違いがあるのでしょうか?

新卒入社でも中途採用者でも共通する行動の違いがありますので、

今日はその行動の違いについて説明していきたいと思います。

誰よりもスピード感を持っている

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仕事に必要なスキルや経験がない場合、おそらく多くの人はひるみ一歩を踏み出せない事が多いのではないかと思います。

ここでいうスピード感というのはPCを使った作業などの処理速度が速いというものではなく、仕事における決断や対応の速さのことです。

例えば仕事で納期の遅れなど何らかの問題が発生したと疑われる場合に、すぐに関係者に連絡を取り事実確認を取るようなスピード感となります。

特にクレームが発生した場合には初動が重要なのは知っていると思いますが、

すぐに情報収集を行い、問題の原因と解決策を講じて対応する事が肝心ですが、

伸びない若手社員は起きた事象に振り回されてオロオロするのです。

伸びる若手社員はスピード感を持ちつつ物事をしっかりコントロールし収束させるのです。

指示をされたこと以上の働きをする

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経営者が集まるセミナーに参加すると指示をしないと動かない若手社員が多いという話をよく伺います。

指示待ち社員の問題は昔から言われている事ですが、伸びる社員は指示した事以上の働きをするケースが多いのです。

もちろん多くの仕事にはマニュアルが存在すると思いますし、マニュアルを遵守する必要もあります。

サービス業などでは特に顕著に現れますが、例えば食事の配膳の時に場の雰囲気を察して何気ない一言が言えるかどうかでお客様の評価が変わってくると思います。

「ここのお店で一番美味しい料理は何?今日のオススメは?」

このような質問をされた時に、それがマニュアルにない場合に、店長に聞きに行ったりする人がいますが、少しガッカリします。

自分の感性で構わないので自信を持って答えてくれた方が気持ちがいいものです。

本筋からブレない思考を持っている

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多くの職場では数字による目標管理とマネジメントが行われていると思います。

数字の進捗が思わしくない場合、打開策を自分なりに考え行動に結びつける社員は伸びる社員です。逆になすがままの社員は伸びません。

先ほどの指示待ちの話と通じるところがありますが、

不確実生の高い世の中ですから市場や競合の変化に対して柔軟に対応する必要があります。

伸びる社員は仕事の本筋を理解しています。

自分の仕事は誰にどのような価値を提供するのか?という本筋を見失いませんので、時には上司の指示を仰がずに行動出来るのです。

制約条件を覆す調整力を持っている

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予算(コスト)・スケジュール・人的リソース・マニュアル・スキル・・・

あなたも多くの制約条件の中で仕事に取り組まれていると思います。

伸びる社員は「結果」を何よりも重視しています。

伸びない社員は結果が達成できそうにない場合は、環境が悪いと考えます。

若手社員には一般的には大きな権限が与えられていないケースが多いものです。

しかし社内で通したい施策がある場合に調整する必要があります。

そこで調整し制約条件を覆す動きが出来ると評価が高まる事は間違いないでしょう。

どのようにして社内(とくに上司)調整を進めるべきかについては下記に説明したいと思います。

調整に必要な事 部下の仕事は上司を押し上げる事

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社内調整で一番の壁になる存在は直属の上司の場合が多いのではないでしょうか。

上司に何か提案したい場合、一発で提案が通る事は少ないものです。

上司には上司に決められた制約条件下で仕事をしているため、やすやすとルールを変える事など出来ないのです。

ではどうしたら提案が通るのか?

ズバリその提案を通すことで成果が出ると思われる事は当然の事として、

上司の評価にもつながる提案を行う事でしょう。

そのためにも提案の内容が「あなた主体」のものではなく、「上司目線」でメリットのあるものを考えなければいけません。

部下の仕事は上司を押し上げる事も仕事の一つなのです。

最後は意志の力

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ビジネスで自分の力を伸ばしたいという願望はあるでしょうし、誰よりも結果を出したいと思う人は多いでしょう。

それでも差がつくのは最終的には意志の力に他なりません。

「誰よりも結果を出したい」という願望があるのであれば行動に現れるはずです。

「貪欲であれ、愚か者であれ」とスティーブ・ジョブスの名言にもあるように、常識的に見れば愚か者が行うような行動を取れるか。

失敗を恐れずに挑戦できるかが最終的に伸びる人伸びない人の別れ道になるのです。

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