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動物を愛している人なら一度は就いてほしい動物介護士の仕事~先輩からのメッセージ~

動物を愛している人なら一度は就いてほしい動物介護士の仕事

aa883ea7662cf3db2bfb1bdfea6ec58a_s私は専門学校時代、「トリマーとしてペットショップで働きたい!」という思いが強かったのですが、当時は就職氷河期と呼ばれていた時代でして、このペットショップ業界も就職難で就職先が見つからない状況でした。

そこで、学校側からトリマー兼動物看護士を進められこの職業に就く事になりました。

正直言うと私は、動物病院での就職を逃げたいとすら思っていたのです。
なぜならば動物の死を直接、目のあたりにしてしまうことが多くあると考えていたからです。 

最初は勤まるか不安でしたが、私がいくら新人でも飼い主さん達にとってみれば「スタッフの一員」で私は「頼りにされている存在」なのです。

飼い主さんや動物の気持ちになって不安を取り除く仕事

373e1f84540f9c35dd02c17994f04f40_s私が主にやっていた仕事は、トリミングでしたが、その他の業務は入院している動物のお世話診察補助でした。

その飼い主さんや動物の気持ちになって考えて行動することも動物看護士の仕事です。

調子の悪い動物を不安そうな顔をされて動物病院に飼に連れて来ます。
具合の悪い動物の様子も、とても不安気な表情、行動をしています。

診察中には怖くて震える犬がいたり、逆に大暴れしてスムーズに診察が出来ないときもあり、就いた当初は、こちらも不安でどうしたらよいのか分からず獣医師にはよく怒られたりもしました。

その時、先輩から「動物は人の気持ちにはとても敏感で、こちらがオドオドした態度を取っていると気持ちが伝わるんだよ」と言われました。

「犬や動物の気持ちになって考える。」
確かに自分が不安でいることで、その気持ちが動物に通じているのかもしれないと思った私は、それから不安な動物の気持ちに寄り添い、「安心して、大丈夫だよ」という気持で行動するようになりました。

そうすると本当にその通りでしたこちらが心を開く事で動物も安心して診察が受けられる事を体感しました。

獣医師は病気の治療や診察をする事が仕事ですが、私たちは、その間に入って一番は動物達が不安にならず診察を受けられる環境や雰囲気を作ること。 少しでも痛みや不安を感じてあげることをしたり、寄り添うことが仕事です。

この仕事の魅力

93cc75c193f75a2b25828de20bbfc618_s徐々に飼い主さんとのコミュニケーションも取れるようになり、具合が悪くて通院していた動物が日に日に元気になっていく光景はやっぱり嬉しいものです。

毎日がその繰り返しで、動物看護士はその他にも院内の雑用や、かなり具合が悪い動物がいると糞尿の世話を付きっ切りでしたりするので、キレイな仕事とはとても言えませんが、それも段々慣れてくるとお世話が出来る事が嬉しいと思うようにもなってきました。

仕事の時だけでなく、知人の動物が具合悪そうな時「病院に行くべきか」等の相談も受ける事があります。

この間は、知人のネコちゃんが危篤だった時に「看取る際のアドバイス」をしました。
飼い主にとって愛する家族の最後にどう向き合うか。それはこの仕事の経験があったからこそ出来た事であると思います。

知人からは「気持ちが救われた。本当にありがとう」という言葉を貰いました。
それもこの職業に就いて良かったと思った瞬間でした。

最後に

49902543d680d1248eda5b1591023196_sこの仕事はもちろん動物の死に直面することもあります。
飼い主さんと一緒に泣いてしまったこともあります。

最初は気持ちの整理をつけるのが難しかったですが、命の尊さを動物から教えられ、今では自分が出来る事を全て、そして愛情を注ぐことをいつも考えています。

見た目以上にハードな部分がある動物看護士ですが、動物への気持ちが強い人なら、ぜひ就いて欲しい職業だと思います。


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