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広告会社営業マネージャーが自身の失敗経験から伝える「上司としての役割と心得」

初めてマネージャー、リーダーになる方へ

7ca9fad031bff2a68d1bec0aeb46d81c_s社内でマネージャーなりリーダなりと、ある程度の裁量を任される立場に立ったときは、ほとんどの人は自分の思い描く管理職像を持ち、やる気に満ちている人も多いのではと思います。

自分の経験を振り返ってみてもそうでした。

「自分が今まで先輩なり上司なりから教えられてきたことを、自分の部下に自分の口や行動で伝えていく」
「自分が経験してきた成功体験を部下に伝えることで、部下の未来の成功へのフォローをしたい」

そんなことを考えていたことを思い出します。

自身がマネージャーになった時の状況

9196e47d754ba388b2ccac42e62f339b_s私は社会人10年目でマネージャー職になり、部下は3人つきました。
基本的に年功序列の会社だったので、10年目でのマネージャー職でも、周囲よりは若干速い形でした。
若いマネージャーだったことから、会社側の配慮より部下も全員年下の20代でした。

もともと同じ部署で働いていた後輩で、気心も知れた状態からのスタートだったので、自分としても気持ち的にかなり楽なスタートでのマネージャー職でした。

マネージャーになって初めて見えるもの

051自分の職種は広告会社の営業だったのですが、マネージャーになって一番最初に行ったことは、「部下の仕事の流れの把握と数字の把握」でした。
営業なので一番大事なのは数字の把握です。

それまでも同じ部署だったので、どういったクライアントを担当して、どんな仕事をしているのかというのは何となく把握していたのですが、実際に数字の資料を見ながらヒアリングしてみると、今までまったく見えてこなかった、それぞれの課題も見えてきました。

失敗の経験から知った上司としての役割

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「課題に対して解決するのをフォローするのが管理職」と思っていたので、自分としてもできるだけ、各課題に対して部下のやり方には口をはさまないようにしました。
方向性は示しても決定して進んで行くのは部下本人の選択ということもあるからです。

ただ、まずここで最初の「忍耐」の時が訪れました。
方向性を示しても、どうみても間違った答えを出したり、あるいは答えを出してこないのです。

「ここは我慢」
と思っても一向に前進せず、時間だけが無駄に過ぎていくことが多々ありました。

そこであるとき、その部下が担当しているクライアントが、たまたま前任が自分だったこともあり、自分が前に出て全て物事を進めました。
結果としてはクライアントもその方向性に納得し、以降の現場は全て部下の後輩に任せました。

ただ、現場が進んで行くうちに様々な問題が起きてきました。
問題の根本的な理由は、私が前任の担当者ということもあり、部下の理解度も確かめずに物事を進めてしまったために、部下が業務内容を理解できないままに現場作業が進んでいったためです。

ただ、トラブルが起きたときに、今回の自分の進め方が間違っていたので、現状があるんだと思い知りました。

管理職になった瞬間に「現場の仕事の主役は部下」
なのです。
それを自分がしゃしゃり出て、以前のやり方で進めてしまったことに問題があったのです。

一番大切なのは部下を信頼すること

422a0babbd60ae0135fb04b5e8da1395_sそれ以降は、しんどいと感じることがあっても、極力我慢して、部下が自分で方向性を決めて進めだすまで待つようにしています。

ただ当然ながら、それも待つだけではなく「方向性の提案」については行います。
そうすることでコミュニケーションも密にとれ、部下としても納得して物事を進めることができます。

報われないこともある管理職ですが、持ち上げてくれるのは部下なので、絶対に部下は信頼しなければ成功はありません。


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