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飲食店経営を目指す方へ。先輩からのメッセージ~味への探究心を忘れない~

自分の嗜好と客層になる人たちとの間にどれだけ感覚の差があるかを知る

7377d78715aff292e50cd298dd9edbd9_sどんな商売でも同じですが商品にクオリティがないことには話は始まりません。

飲食店を経営するのであれば当然ながら、どんなメニューでどんな味付けなのか、まずその設定のレベルを想定する必要があります。

ここで気をつけなければならないのは、単に思い込みではなくて客観的に観た場合どうなのかを知ることでしょう。

最も理想的なのは自分の好きなテイストがそのまま消費者に反映されることなのですが、多かれ少なかれ味の好みというものには差があるものです。

自分の嗜好と客層になる人たちとの間にどれだけ感覚の差があるかを知ることで、商売をスムーズに運べる要素が増えることになります。
つまり自分で思う味より少し薄めの味付けが一般的に受けるのだとすれば、それに対応した味付けに修正できることが大事になって来るのです。

もちろん我を押し通すことがダメというのではなく、その場合は浸透するまで気長に営業していく覚悟が必要になることを自覚しなければならないということでもあります。
それは立ち上げる段階で準備できる運転資金次第ですし、低予算であればより平均値に近くする方が確率が上がるのは容易に想像できます。

時には唯一無二の職人技で独自の路線を進んで成功する方もいますので、どちらが正解というのではなく時と場合によってどちらが適しているかを考える方がいいでしょう。

出店する前に他店で働く

a9425ebc44ce8f6f9c63c6fa419cd4bb_s飲食店が成功するにはロケーションや店舗物件などの条件面が大きく影響してきます。

接客術も当然大事ですし、その前にどういったアピールで新規の客を獲得するかもこれからやらなければいけないことです。
ただクオリティコントロールと接客などはオープンする以前に修行や勉強ができること、ただ思いつきで出店する前にどこかで働いてみるのは、もっともわかりやすくて説得力のある勉強法でしょう。

また働いたお店が名の知れた名店であれば、それだけで謳い文句になるのは言うまでもありません。
例えばフランスの三ツ星レストランで働いたと言えば興味を持ってくれる人はたくさんいます。
取っ掛かりとしてはやはり有利に働くのは間違いないと思います。

資金の計算は念入りに

420af7fb6075f8a2acb489a24b7481d7_sいざオープンに漕ぎ着けるだけの段階に来たとしたら、後はやはり資金面の確保がきちんとできるかの計算です。

これは案外見落としていることが多く、開けてすぐに資金ショートする人も多く見掛けます。
初期投資でかなり設備費用が嵩む業種ですから、どうしてもそれに気が取られ過ぎるきらいがあります。

しかし開けてすぐに繁盛するかの保証もないわけですし、やはり念入りに資金の計算はやるべきです。
またショートした場合にすぐ融資される背景を持っているかも大きな意味を持ってきます。

メニュー数と看板商品

e27be930d388109dc6804d1027a71b85_sそこまでクリアできればあとはメニューの問題ですね。
よく見掛けるのはメニューを増やし過ぎて失敗するケース、数打てば当るという発想ですね。
拡げれば経費も手間も増えるのを忘れてはいけません。

世の中には一品で時代を築いてきた飲食店もたくさんあります。
つまり何か他に負けない逸品がひとつあればそれだけで人気店になれる可能性があるということ、美味しくない物がどれだけあっても店の評価を下げるだけでむしろやらない方がいいメニューもたくさんあります。

今はネットなどで口コミがすぐ広がる時代ですから、まず核になる看板商品が作れるかどうかが最重要なのです。
もしそれが実現できればそれに油断せずにさらなる改良や開発を常に心掛けることです。

飲食店もファッションと同様でやはりトレンドがあります。
一度食べて美味しかったからといってリピートしてくれるほど簡単ではありません。

そういう意味でも探究心は忘れずにいたいものです。


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