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グラフィックデザインを志す方へ ~先輩からのメッセージ~

グラフィックデザインを志す方へ

f814a55b68880e332d8d792a54c6f114_sデザインの世界は実に奥深く広大なものですが、その中でも常に脚光を浴び続ける分野のひとつが「グラフィックデザイン」です。

これも定義を考えれば様々な含みのある言葉ではありますが、最近の感覚で言えば、モノやサービスを売るための広告デザイン…と言って差し支えないでしょう。

実際に、大学のグラフィックデザイン科やデザイン系の資格スクールにて学ぶのは、最終的にはこういった「クライアントの意思を具現化するデザイン」のリアリゼーションです。

大学や学校でのグラフィックデザインとは

f2e3febe757a91754118fe7cbfb08c85_s小さい頃から絵を描くのが大好き、様々なイメージに触れるのが楽しい、そういった背景からグラフィックデザイナーを志して、グラフィックデザインを学ぼうと思う方は多いものです。

美術大学への入学には正確なデッサン力が必要とされています。実際に大学に入ってファインアート・造形美術の分野へ進むならそれを継続しなければなりませんが、デザインの場合はかなり方向が違ってきます。

PC含め様々な手法やツールに触れる機会があり、それらを器用にこなす柔軟な姿勢が求められるものです。

ファインアートの分野では、作りたいもの・表現したいイメージの源泉は自分自身です。が、グラフィックデザインの場合は「そこにいるであろうクライアント」を想定し、つまりはその他者の意思にどこまで自己フィーリングを近づけて、表現を模索することが可能になるか…という大きな違いがあるのです。

グラフィックデザインに向く人、向かない人

db01adb41387b95e7ac1535f29f287b6_sですから、「絵を描くことは大好きだけど、人の話を聞いたり、共感をするのはすごく苦手」という人は、残念ですがグラフィックデザインの道を歩むのは困難かもしれません。

自分が一生懸命に作り出したものを、クライアント(大学やスクールにおいては講師や教授がその役をつとめるわけですが)が「私が期待していたものと違う」と言えば、その作品に価値はなくなってしまうのです。

いい意味でクライアントの期待を裏切ることができるのはいいのですが、あまりに自分の期待や価値観、イメージとかけ離れてしまっていれば、クライアントもあなたをデザイナーとして評価するのは難しくなってきてしまいます。

そこで大切なのは、「割り切る」という精神でしょうか。

グラフィックデザインという仕事自体が、このように他者(クライアント)に寄り添い、どこまで寄り添えるかを基本としたものですから、そこに自分の価値観や感情をできるだけ入れずに作業できる、そういう考え方が望ましいのです。

自分が好きかどうかではなく、これはクライアントの趣味や価値観に沿っているのか?という見方を最優先できないようでは、ゆくゆくはプロになった際に、心が折れてしまうことでしょう。

デザインの外で心がけたいトーク術

d5440df245a0f62d4f83ed983caff153_sそれでもグラフィックデザインの道を志したい、という方は、ぜひ実技に合わせて 『トーク術』を研究されることをおすすめします。

要はなるべく聞き上手になるよう努力するということなのですが、クライアントとの打ち合わせという、限られた時間の中でいかに相手の持つイメージを把握できるか。これを身に着けることはとても大切ですし、またあなたの作業効率を抜群に高めることになります。

話し上手である必要はありません。真剣に相手と向き合い、確かめ合うことをいとわない気持ちがあれば、きっと到達できます。


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