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リーダーに向いてないと考えるなら~フォロワーのすすめ

フォロワーのすすめ

 あなたは、「リーダー」と聞いたら誰を思い浮かべますか?私の場合は、子供のころTVで見ていたアニメ、ハイスクール奇面組の「一堂 零」や、ジャニーズのTOKIOのリーダー「城島 茂さん」が頭に浮かびます。リーダーシップを発揮してグイグイとみんなを引っ張る人、いつもは控えめだけどいざという時に頼りになる人等々、同じリーダーでも色々な人がいますよね。

「リーダー(leader)」は日本語では「指導者」であり、「指導」とは、ある辞書によると「ある目的・方向に向かって教え導くこと」と定義されています。ですので「指導者」とは「ある目的に向かって導く人」のことを指す言葉であって、本来リーダーとは役職やポジションとは無関係です。

多くの人のあこがれの対象となることの多いリーダーですが、逆に「自分の性格はリーダーには向いていないんだよな~」と感じる人も少なくないと思います。あなたはどうでしょうか?

もしあなたもそう感じるのであれば、まずは誰かの「フォロワー」となることをおススメします。

「フォロワー(follower)」とは「リーダーに導かれて動く人」を指します。ただ、この場合単にリーダーの指示に単に従って行動するというわけではなく、「フォロワーシップ」を発揮することが大切であると言われています。

フォロワーシップは組織やリーダーを自律的に支援することです。リーダーも人間である以上、欠点や弱点を持っています。その欠点や弱点を補い、支えるような行動を自律的に各自がとることがフォロワーシップです。

なんだか難しいことを書いてしまいましたが、極力シンプルにまとめると、「リーダーシップ=引っ張る」に対して、「フォロワーシップ=支える」という感じです。

これだけでも、リーダーにとってフォロワーは重要な協力者であることがイメージできると思いますが、更に言うと、リーダーがリーダーであるためには、フォロワーは無くてはならない存在です。

このフォロワーとリーダーの関係を示した、ある動画があります。その動画はTEDと呼ばれる団体が主催している講演会「TED Conference(テド・カンファレンス)」の中で紹介された動画で、内容は次のようなものです。

はじめに、上半身裸の男性が、一人屋外で踊っています。周りにいる人たちは、遠巻きにその姿を笑いながら眺めていました。しばらくすると、裸で踊っている男性に別の男性が近づき、真似をして踊り始めます。そして更にしばらくすると、また別の人が加わり、また加わりと徐々に人数が増えていき、最後には画面いっぱいの人々が一緒に踊ってしまいました。

※この動画はWeb検索で「TED 動画 社会運動はどうやって起こすか」などと検索するとすぐに見つかります。

この動画では、一番初めに踊っていた男性がいわゆるリーダーです。ですが、もし誰も追随する人が現れなければ、「単なる変わり者」で終わってしまいます。つまり、この一番初めに踊っていた男性をリーダーに変えたのは、初めに現れた追随者、つまりフォロワーなんです。そして更に、その2人目の姿を見て3人目が加わっています。この瞬間、フォロワーだった2人目の男性が3人目にとってのリーダーとなっています。

このように、リーダーとフォロワーは決して排他的な関係のものではありません。自分ではフォロワーと思っていた人が、知らず知らずのうちに誰かのリーダーになっていることも珍しくありません。

もしあなたがこれから先、まだフォロワーを持たない人を見て、少しでも「良いな」と感じたら、積極的にはじめてのフォロワーになってみてください。しばらくすると、あなた自身にもフォロワーが現れ、いつの間にかあなたもリーダーとなっているかもしれませんよ。

 


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