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興味を引き付ける「ストーリーテリング」

ストーリーテリングで相手の興味を引き付ける

 先日、とある講義を行っていたところ、参加者の1名がうとうとしていました。「食事後の研修だし、眠くなっても当然だよなー」と思いつつも、心を鬼にして起きて頂きました(笑)

研修最中の居眠りは特に珍しいことではありませんが、居眠りする人を見つける度に「もっと興味を引くような話方にしないと」と反省して、色々と工夫を重ねています。ということで、今回は話をする時に相手の興味を引き付けるためのテクニックである「ストーリーテリング」を紹介します。

ストーリーテリング(storytelling)は、もともとは「物語を話すこと」を意味する英単語なのですが、人に何かを説明する時に、その内容をイメージしやすいようなエピソードを引用して説明するテクニックの名称としても使われています。ストーリーテリングを用いて説明することで、話の内容を聞き手に強く印象付けることができ、より大きな効果を得ることができると言われています。

例として、新入社員に対して、電子メールの誤送信に気を付けるように説明するシーンを考えてみましょう。説明の仕方は色々とあると思いますが、例えば次のような感じになると思います。

「社外へ電子メールを送信する場合は、誤送信を防ぐために宛先をしっかりと二重チェックをしてください。」

至ってシンプルですよね。では次は、同じな内容を、ストーリーテリングを使って説明してみましょう。

「今の時代は、電子メールの誤送信によって思わぬ損害を被ることがあるんです。これは、以前実際に社内であったトラブルなんですが、取引先のA社へ送る予定の見積もり書を、同じく取引先のB社へ誤って送信してしまった社員がいたんです。その結果、A社からそのことを厳重注意されてしまい、A社へ社長が謝罪に行くことになってしまったんですよ。結果、メール誤送信を行った本人は処分を受けることになってしまいました・・・。私は、あなたに同じようなことになってほしくないんです!なので、しっかと宛先の二重チェックはしてくださいね。」

如何でしょうか?あなたは、どちらの話を聞いたときがより強く印象に残りますか?

また、今回のコラムの出だし部分も、実はストーリーテリングです。いきなり、「今回はストーリーテリングを紹介します。」と始まるよりも、多少は興味をもって頂けたのではないでしょうか。

このテクニックは、プレゼンの中でもでも商談でも、日常会話でも手軽に活用できます。是非色々なシーンで使ってみてください。


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