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感情的と理論的どちらもうまく活用しよう

「感覚的に話す・聞く」と「論理的に話す・聞く」

会社で業務をしていると、同期や先輩、上司やお客様など、本当にさまざまな人たちと話をする必要があります。そして、さまざまな人達と話をしていると、「この人の話は分かりづらいな・・・」と感じることが必ず出てきます。または、既に経験がある人も少なくないはずです。あなたはどうですか?

会社の中で、部下の説明を聞いていたある上司が「君の説明は感覚的で分かりづらいから、もっと論理的に話して!」とイライラしながら部下を注意しているシーンをしばしば目にしたりします。この「論理的に話す」というのは、曖昧なことや感覚的なことを、道筋をきちんと立てて言語化や数値化することで、第三者が聞いてもきちんとわかるように説明することです。

それに対して「感覚的に話す」というのは、情景や感情が相手に伝わるように、イメージを強く意識しながら話すことです。

何かの大きさを相手に伝えたい場合に、感覚的に伝える場合は「バスケットボール位の大きさです」のように例えやイメージで伝え、一方論理的に伝える場合は「大きさは直径24.5cmです」のように数値のような外部基準をもとに伝えます。

上司から部下が作業を依頼された時に、「ちょっと時間かかりますが大丈夫ですか?」と返事するよりも「1時間程で完了すると思いますが大丈夫ですか?」と返事した方が、情報は正確に上司に伝わります。そのため、業務の中では論理的に話すことが重要である、というように教えられます。

ただ一番初めに挙げた例のように、相手からの感覚的な話が分かりづらくイライラしてしまうのは、聞く側にも原因はあると私は思います。

話す時と同様に、聞く方法としても「感覚的に聞く」と「論理的に聞く」という2つの方法があります。ですが、多くの人は話す時には意識しても、聞くときには自然と自分の慣れている方で聞いてしまいがちです。自分の頭の中では「論理的な内容が伝えられるはず」と準備している所にいきなり感覚的な情報が大量に入ってくると、いわゆる「不意打ち」のような状態になりますので、正確に内容を理解することが難しくなります。

仕事の中でお金や時間の話をする時には、数値化を使用した論理的な会話の方が適していますので、できていない部下に対して論理的に話すように指導することは重要です。ですが、場合によっては聞く側が相手に合わせて聞いてあげてみてください。きっとあなたのことを「聞き上手な人」だと感じてくれますよ。


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