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なぜその目標を達成させなければいけないの?というマインドの解消法

「成功するためには目標を立てて実行することが大事だ」といった話は誰でも一度は聞いたことがあると思います。

目標設定の立て方や目標達成に関する書籍なども本屋に行けばたくさんあるように目標達成に対する意識が高い人は多いのでしょう。

あなたの会社や事業部にも目標はあることでしょう。多くの場合、会社単位・事業部単位・部署単位・プロジェクト単位で目標は作られているはずです。

その目標を達成するために日々目標に追われながら頑張っていることでしょう。

ところで突然ですがあなたがチームリーダーだった場合に「なぜその定められた数字の目標を達成をしなければならないのでしょうか?」とチームメンバーが質問された場合、メンバーは上手く回答出来る自信はありますか?

もし自信を持てなければ、きっと「会社から言われたから」とか「自分が口を出す領域ではなく決められたことだから」といった回答をするのではないでしょうか。

チームメンバーが受け身なのは目標数字の意味を教えていないから!?

「会社から言われたから」や「自分が決めたわけではないから」といった回答をする人は仕事自体がどこか消極的で受け身な姿勢で行っている可能性が高いと思います。

目標を阻害するような事が起きた場合に、「今週は大雪の影響で達成出来ませんでした」とか「システムトラブルの影響で達成出来ませんでした」など、出来ない理由ばかり話すことでしょう。本来はそのような影響が起きたとしても「どうすれば達成出来るのか?」が重要です。

出来ない理由を探して、「現場はこんなに大変なんだ。だから目標達成は難しいんだ。」という気持ちを分かって欲しいのでしょうか。

しかし残念ながら会社の幹部以上になるとそのような理由で許してくれる人は少ないものです。

結局、言い訳に過ぎない、と一刀両断されるのがオチでしょう。

そうして現場と経営層間で意識のズレを抱えたままギクシャクしてしまうというのはよくある話です。

このような問題点を解消するためにも、目標数字について「なぜこの数字を達成しなければいけないのか」という根本的な理由を教える必要があるのです。

利益をもたらすために必要な条件を伝える

Business Chart Organization Planning Marketing Concept

根本的な理由はとてもカンタンなことで、例えば営業部であれば営業マン一人当たりのコストに対し、どれだけの売上・利益・契約をあげなければ会社として赤字になるから、という損益分岐点を教えるだけです。

例えば毎月10件契約を取ればトントン、11件以上は黒字になり、9件未満は赤字になるというビジネスだった場合に、この損益分岐の数字を教えれば冒頭の「なぜその定められた数字の目標を達成をしなければならないの?」という問いにもスムーズに答えられることでしょう。

この数字さえ意識すれば「毎月11件の契約は絶対に死守する!なぜなら9件以下は赤字社員…穀潰しと一緒なんて嫌だ!」という心理も働くでしょうし、どれだけスキルがあっても結果を上げられなければ周りからの目は厳しいものです。未達が続けば会社に利益をもたらす事が出来ない社員というレッテルが貼られるため、いつか立場が無くなり会社に居られなくなるかもしれないという危機感を持つのです。

その結果、目標達成をするために必要な環境整備やツールやキャンペーン企画の提案を上司に上げて来るようになっていくのです。

数字だけではなくメリットを伝えることも大事

中には数字を意識させるよう教えてもなかなか結果に結びつかない人もいます。

そのような場合には、この目標を達成すると会社とその事業に関わる人たちにとってどのようなメリットがあるのか、という点についても伝えることが重要です。

例えば一番わかりやすいのは「給料を増やす」というメリットでしょう。他にもこのプロジェクトに成功したら、自分がかねて希望していた企画部門への配属について、上司からの推薦をもらえる、といった提案もメリットに成り得ます。

その他、インセンティブにもあまり興味がなく、自分の仕事を社会貢献につなげたいという意識が強い人向けには、この数字を達成することで●●の分野で社会貢献につながるよ、と伝えるのも有効的でしょう。

メリットは相手次第ですが、目標達成と個人の価値観・ニーズが合致するようなメリットに結びつける必要があるのです。

また目標達成後のイメージがポジティブなものであればあるほど能動的な働きをしてくれることになるでしょう。

能動的に動くようになる目標設定の仕方 まとめ

まとめると能動的に動くようになるためには下記のような目標設定をし、理解させる必要があります。

  • なぜこの目標数字なのか?を理解させる。理解させるためには損益分岐点を理解させる。この数字をクリアできなければ社内に居場所がなくなるような強烈な危機感を与える。
  • 環境に左右されず「常にどうしたら目標達成出来るのか?」を考えさせる。
  • 数字だけではなく、この目標数字を達成出来た場合、どのようなメリットがあるのか理解させる。

今回は「なぜ目標達成させる事が重要なのか」という点と、「どのようにチームメンバーに目標設定の重要さを伝えるか」についてお送りしました。

出来るだけシンプルで分かりやすく、それでいて緊張感を持った目標設定の伝え方です。このような伝え方を実践していけばメンバーも日々の数字に対してしっかりと向き合い、トラブルが起きた時にも「どうすれば達成出来るのか?」という思考を持って仕事に取り組むのではないでしょうか。

是非、このような考え方をあなたのチームにも浸透させていただければと思います。


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