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財務会計や経理部門の人が転職をする際に有利になる資格とは?

財務会計や経理は、会社の経営に関する数字を取り扱う仕事です。
地味で暗いと思っている人も多いかもしれませんが、どこの企業にも必ず経理部門というのはあります。
逆に考えれば、財務会計や経理ならば、どの企業でも働くチャンスはあるということです。

今与えられた仕事を一生懸命こなすことはもちろん大切ですが、将来キャリアアップを目指す為には転職も視野に入れるべきです。
財務会計や経理部門の人が転職をする際に、有利になる資格にはどの様なものがあるのでしょうか。

日商簿記検定

経理に関する資格と言えば「簿記」があります。
簿記は毎日の金銭の流れを把握して、仕訳と計上を行い、帳簿に記して会社の経営状態を明確にする目的があります。
簿記の知識があれば、会社の財政状況が分かるだけではなく、経営能力も身に付く様になるのです。

更に収益だけではく仕入れなどのコストも考える様になる為に、ひとつの取引全体を把握できる様になります。
どの部門のどの取引が最も利益が上がっているのかなど、品目を聞いただけでパッと分かる様になります。
簿記の知識は全世界共通で、言葉が違っても仕訳も帳簿の見方はほ同じです。
キャリアアップを考えている人には役立つ知識となり、転職を考えている人には有利な資格となります。

簿記の資格として最もスタンダードなのは「日商簿記」です。
「全商」という簿記の資格もありますが、日商簿記の方がレベルが高く社会的にも信頼性があるのです。
資格のグレードは1級~4級までありますが、一般的に企業に勤めるのならば2級があれば十分です。
日商簿記は各専門学校で通学や通信による講座が受けられます。
もちろん自信があれば独学での受験も可能です。
経理関係の求人の場合「要日商簿記2級」という条件のものもありますので、是非取得しておきたい資格です。

英文会計簿記

最近では日本の企業はグローバル化しています。
経理の書類が英語で記載されていることも少なくありません。
また、上述の通り、どんな企業でも経理があり、しかも勘定はほぼ全世界共通です。
つまり、経理ができれば外資系企業の転職も可能なのです。

英会話ができないから無理、と思う人もいるでしょうが、経理の強みは数字がしっかりしていればネイティブ並みに流暢な英語でなくても十分通用する、という点です。
アメリカでは営業よりも財務会計の方が力が強く、財務部長が社長の懐刀として重用されています。
英文会計簿記は覚えておけば転職の選択肢が広がるのです。
英文会計簿記で最も有名なのが「BATIC(国際会計検定)です。
これはTOEICのの様にスコアで採点するものですので、合否で悩むことはありません。

秘書検定

経理なのに秘書検定とは何故と思うでしょう。
しかし中小企業では、秘書・総務・人事・経理をまとめて管理部門といい、社長室の隣に置くことが多いのです。
当然来客があったりすると秘書が忙しい時に応対する可能性も出てきます。
そして外資系企業の場合、財務会計部門の部長が会社の副社長と兼任している場合もあるのです。
経理部員であっても突発的に秘書的な業務を任されることもあるので、取得しておくと有利です。

秘書検定ではビジネスの言葉遣いや、文書作成などを身に付けます。
1級~3級までありますが、履歴書に書くと有利なのは準1級です。
準1級には面接もありますので、転職をする際にこの資格があることで信頼性にも繋がります。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

現代の経理システムは全てがデータ化されていて、パソコンスキルは必須です。
経理の求人でも「PC経験者優遇」とされていることが多くあります。
MOSは、マイクロソフトのオフィスのスキルを証明するものです。
国際資格ですので、世界的に通用する資格と言って良いでしょう。
「ワード・エクセル・パワーポイント・アクセス・アウトルック」のソフトの試験があります。
それぞれレベル別に数種類の試験があり、PCを使用して実技試験を行います。

ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナーは資格の中でも少し変わっています。
ファイナンシャルという言葉がついていますが、企業の実務用というよりは、個人起業家向けの資格となります。
企業や個人に合わせた資金繰りを計画して、依頼人の要望に沿う様にアドバイスします。
投資や各種ローン、税金対策まであらゆる知識を身に付けますので、経理部門というよりも金融業界や不動産業界など、業界での需要も増えています。

ファイナンシャルプランナーには国家資格と民間資格があります。
より高度な知識を身に付けるために、経理部員として働きながら資格にチャレンジする人も多くいます。

税理士・会計士は特別な資格

財務・会計の最高峰の資格として「税理士・会計士」があります。
これらの資格は一般経理の人が勉強しても中々取れるものではありません。
どちらも学生の時から税理士や会計士になることを目標に勉強してきている人の為の資格と言って良いでしょう。

最後に

財務会計の仕事を続けたいと思ったら、簿記の資格を基本に、上記の資格を取得していると転職に有利になります。
なるべく若くて気力も体力もあるうちに取得しておくのがおすすめです。


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