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後輩の育成には余白のある指示が重要!

後輩の指導を任せられたけれども、なかなか仕事を覚えてくれないと嘆く人は多いのではないでしょうか。
けれども部下の能力の有無を嘆いていても、何の解決にもなりません。むしろ大事なのは、教える側の力量です。

育成に関しては、適切な指示を出すことで効率も高めることができますし、大きく成長させることができます。
そこで必要なのは、パズルのピースをあえて残すような指示の出し方です。具体的にどのように行うのかを挙げてみます。

指示は必要不十分に

部下の育成で大切なのは、考えさせる余白を作った指示を出すことです。
全ての手順を教え込もうとすると、部下は考えることを止めてしまいます。言われた通りに作業すれば済むので、楽ができるからです。

もちろん最初に必要なことは全て教えておくことは大切です。それをどのように理解し身につけるかは部下次第です。そこまでは関知する必要はありません。

あとは、教えたことをきちんと理解していれば実行できるような指示を端的に出します。
分からないことがあれば聞いてくるでしょうし、その時は教えて構いません。けれども何も聞かずに分からないまま仕事を進めて不都合があれば、後は本人にそのリカバリーをさせるようにします。それだけは前もって伝えておくことが大事です。

ミスをしないかどうかが気になって、事細かに指示する人もいますが、それでは育成はできません。ある程度の失敗経験をしなければ学びませんし、部下のためにはなりません。つまり、余白を残した指示を出すイメージで取り組むことが大切です。

ミスしてもリカバリーできる納期設定を

Months and dates shown on a calendar whilst turning the pages部下の育成には、ミスすることも考慮しなければなりません。もちろん優秀な部下であれば、そのような事態にならないよう自分でしっかりと対策を立てます。そのような部下は、自分でどんどん仕事を覚えてくれます。

問題は教えてもらってもメモも取らず、同じミスを繰り返す部下です。
そこで致命傷とならない程度のミスを前提にした仕事の指示を出すことが必要になります。他の部署へ謝りに行ったり、業者へ連絡するといったリカバリーは全て任せます。

そのような経験を積めば自ずとどんな注意をすれば良いのか考えるようになります。もしそのような期待が持てず、いつまでも変わらないようであれば、何をしても無駄であると判断できます。その時には改めてどのような仕事を与えるかを考えることになります。

自分を変えることができるのは、自分の意思だけであることを知っておいた方が良いでしょう。
与えた仕事の期日をしっかりと伝えて、あとは任せることが大切です。

部下の頑張りは必ず評価すること

ここまで見ると、部下の育成は基本的に放置することだと思えます。
けれども実際には、与えた仕事に対してどのように取り組んでいるのかをしっかりとチェックすることが必要です。

たとえ結果が伴わなくても、その工程の中で部下なりに創意工夫している部分が確認できたら、それを評価してあげることが大事です。本人は意識せずにそのような行動をしているかもしれません。けれどもそのような工夫をすることが大事であると教えるためにも、しっかりと褒めるなり評価していることを伝えることが必要です。

部下の育成という目的があるならば、その仕事を評価する基準というものもきちんと考えることが大切です。結果だけを見るのではなく、その仕事内容に対して評価するというわけです。

その中で進歩が見られるならば、指導は上手くいっていると考えて良いでしょう。たとえまだ成果にはつながらなくても、確実に成長していることが認められれば、その育成方法は間違ってはいないと判断できます。

部下の育成には教える側の努力が必要

happy business group pointing and looking up部下を育成するということは、非常に手間がかかるものです。ただしその手間は、事細かに指示を出すことではなく、しっかりと観察しながら放置するという意味合いのものです。あえてパズルのピースの残した状態で、そのピースを部下自身が見つけ出せるような指示が必要となります。回りくどいようですが、いかに部下に考えさせるかを教える側が知恵を絞らなければなりません。そこまでしてようやく、部下は成長するということを知っておきましょう。


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