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本当の意味でのポジティブ思考は、「備えあれば憂いなし」?!

何事にも前向きでポジティブに取り組む姿勢は素敵ですよね!でも、その前向きな気持ちの根拠を聞かれたとき、はっきりと答えられる人って意外と少ないのかもしれません。

根拠のないポジティブ思考は、思いもよらない危険を招いてしまうこともありますが、そうならないためにも身に付けるべき、本当のポジティブ思考とは?

危険!あなたのポジティブ思考は間違っているかも?!

Man holding cardboard paper with happy smiley face printed on. Happiness and joy concept.あなたにとって、「ポジティブ思考」とはどんなイメージがありますか?
一般的には、細かいこと・些細なことは気にせず、常に前向きに取り組んでいこうとするマインドや心理状態のこととされているので、そのイメージが強いかもしれません。また、傾向としてポジティブ思考の人は行動力や決断力に溢れている人が多く見られます。

しかし、ただそれだけでは「ポジティブ思考」ではなく無計画で無鉄砲な行動になってしまいかねません。気が付けばすぐには解決できない大きな問題に巻き込まれてしまったり、最悪の場合、修復不可能な状態に陥ってしまうことさえあります。それでももちろん、「ネガティブ思考」に囚われすぎて、身動きがまったく取れないでいるよりは良いのですが・・。

では、ここで紹介する本当の意味での「ポジティブ思考」とは、どのようなものでしょうか?

 ポジティブ思考が危険な本当の理由とは

Thoughtful businessman on blue chalkboard background with a shadow question mark behind him. Business and management. Workplace decisions. Problems and solutions.私たち人間は、不安や危機、恐怖などに対して敏感に反応するようになっています。
これは生物として狩猟生活をしていた時代から脳に刻まれ続けている、誰もが持ち合わせている生物学的な反応でもあります。

なので、放っておくと気づかないうちに「○○したらどうしよう」、「○○してしまうかもしれない」といった「ネガティブ思考」に陥りやすくなっています。そして「ネガティブ思考」になってしまうと、不安や恐怖から自分自身に対する自信もなくなってしまい、すぐに行動したり決断したりできなくなります。

そうならないためにも、常に「ポジティブ思考」でいることが大切であると考えられています。
自己啓発の分野でもポジティブ思考を推奨する本やセミナーが数え切れないほどあり、それらの中で「自信があるように振る舞える」、「対人関係が好転する」、「良いチャンスに巡り合える」などをポジティブ思考のメリットとして挙げられているのを目にしたり、聞いたりしたこともあるのではないでしょうか?もちろん「ポジティブ思考」には、そのような側面も含まれていると言えるでしょう。

しかし、それらはあくまで二次的な産物でしかありません。
というのも、ただ明るく前向きにしているだけのポジティブ思考では、前述の不安や危機、恐怖などの感情から目を逸らしているだけで、根本的な解決策が取られていない現実逃避でしかないからです。

結果、気が付けば手の施しようがないほど目の前の問題が大きくなってしまっていたなどということにもなりかねません。

本当の意味でのポジティブ思考を身に付けるためには、どうすればいいの?

Right and left hemispheres, creative and analytical thinking concept with businessman looking at chalkboard with sketchでは、本当の意味でのポジティブ思考を身に付けるためには、どのようにすれば良いのでしょうか?それにはマイナス面をあぶり出すことと、対処法を考えて準備しておくことの2つのステップからなります。

もし、あなたが今、不安や悩みごとを抱えているのであれば、ちょっとした紙やノートがあれば簡単にできるので、お試しで実践してみてください。まず何についての不安や悩みごとなのかタイトルを付けたら、中央で線を引き、左側にマイナス面、右側に対処法と書けば準備OKです。

マイナス面をあぶりだす

「ポジティブ思考」なのにマイナス面を考えることから始めるの?と、思われるかもしれませんが、本当のポジティブ思考を身に付けるためには、まずネガティブ思考から始めます。

タイトルに関する不安や悩みごとなどを思いつく限りすべて書き出していきます。
このときに書き出す事柄は、単純に「●●が不安」というだけでなく、「●●▲▲が不安」、「▲▲だと■■になりそうだから不安」というように、より具体的な事象や感情にまで分解して、イメージしやすいものにする必要があります。

というのも、漠然としたネガティブな感情に対しては、次ののステップが本来持っている効力が半減してしまいかねないからです。できる限り細かく書き出せたら、次ののステップです。

対処法を考え準備しておく

で書き出した、それぞれのネガティブな項目に対する対処法を、右側に書いていきます。
つまり、左側のネガティブな項目の11つに対するポジティブな答えを書き出していくのです。

前述したとおり、人はネガティブな事柄に対しては敏感に反応するようになっています。
ところが、ポジティブな事柄に関しては驚くほど鈍感で、具体的な事柄を言語化していなければ、漠然としたイメージでしか描くことができません。なので、明確な答えをあらかじめ準備しておく必要があるのです。また、答えがはっきりしているほど、行動や決断にもスムーズに繋げやすくなります。

この作業を実践していく中で、もしかしたら右側に書き込んだポジティブな内容から、新たに別の心配事やネガティブな感情が生じてしまうことも考えられます。
その場合も、別のネガティブなこととして左側の欄に書き足しましょう。
そして同じように右側に対処法を記入していきます。

それを繰り返していき、最終的に左側の欄に記入したネガティブな事柄や感情に対するすべての対処法を右側に記入できていれば、今あなたが想定できるすべてのリスクへの対処法が準備されていることになるので、結果として不安や危機・恐怖などのネガティブな感情が薄らぎ、ポジティブに立ち振る舞うことができるようになるのです。

これであなたも今日からポジティブ思考!

Happy successful man in glasses with raised hands sitting on workplace in office「備えあれば患いなし」ということわざがあります。「しっかりと準備していれば、何が起きても心配する必要はない」という意味なのですが、上記の実践の内容とリンクしてますよね?この言葉こそ、本当の意味でのポジティブ思考と言えます。

ここで重要なのは、しっかりとした準備です。対処法はより具体的に実践可能な行動レベルにまで落とし込んでいなければ、いざというときに何をしてよいのかわからずに行動できません。

もし、それでもなかなか行動に移せなかったり、ネガティブ思考から抜け出せないのであれば、右側に書き出した対処法をもとに行動プランを作成し、それぞれに締切を設定することで強制力を持たせれば、積極的に自ら動かざるを得なくなるので、結果的にプラス思考を身に付けることができるようになります。

本当の意味でのポジティブ思考を身に付けたいのであれば、合言葉は「備えあれば憂いなし」ですよ!


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