wakus

面談など仕事上の雑談で注意すべき“さ・し・す・せ・そ”の話題

仕事でお客様や取引先と面談をする場合、その面談相手と初対面である場合には先ず自己紹介をして、それから本題に入ることになるのは言うまでもありません。

また、初対面ではない場合には当然自己紹介は不要になりますが、それでもいきなり本題に入るケースは少ないのではないでしょうか。

そこには音楽で言う前奏のような役割をする軽い雑談があるのが一般的と言えます。
実はその軽い雑談は、面談相手に親近感を抱いて頂くのに重要な役割を持っているのです。

この軽い雑談は、例え面談相手と初対面であっても、自己紹介に引き続いて行われることがあります。
それは自己紹介の内容にもよりますが、もしも自己紹介に出身地や趣味などが含まれていて、その出身地や趣味が面談相手と同じであった場合などはそれが共通項となってごく自然にその話題での雑談に発展し、そこからお互いに親近感が湧くものです。

また既に面識があり、趣味や嗜好が分かっている面談者との雑談がその趣味や嗜好に関する話題であればより一層親近感を深めることになるでしょう。

しかしながら、そんな雑談も、話題によっては親近感を抱いて頂くどころか逆効果になってしまうこともありますので注意が必要になります。

その代表的な話題は次の“さ・し・す・せ・そ”として覚えておきましょう。

“さ”=“災害”に関する話題での注意点

地震、洪水、火災、そして大規模な事故など、毎日のように報道されるこれら災害のニュースですが、これには天災・人災を問わず必ず被害者がいますし、その家族、親戚、友人、そして知人などがいます。従って面談相手がその一人である可能性がゼロとは言えません。

それでなくてもこの種の話題は決して楽しい話題ではありませんので、もしも面談相手がその一人であったとすればなおさらです。
そこで、災害に関する話題での雑談の場合は、その点を十分考えた上で発言をするように心掛ける必要があります。

“し” =“宗教”に関する話題での注意点

日本人には無宗教と言う人が多いようですが、それでも或る特定の宗教の信者は確実にいますし、それは信教の自由として憲法でも保障されています。従って面談相手がその一人である可能性は十分にあると言えます。

そこで、宗教に関する話題での雑談の場合は、或る特定の宗教やその信者、そしてその活動についての個人的な意見を述べることは避けるべきでしょう。
特に、自分自身が或る特定の宗教の信者である場合、必ずしもその宗教が面談相手のそれと同じとは限りませんので注意が必要です。

なお、ビジネスとしての面談での本題の前の軽い雑談には、出来ればこの種の話題は避けた方が良いでしょう。

“す”=“スポーツ”に関する話題での注意点

野球、相撲、サッカー、ゴルフ、テニス、その他多くのスポーツにはファンがいます。
特に野球やサッカーなどには、自分が応援しているチームの勝利を願って熱い応援を行っている熱狂的なサポーターがいます。
そして時にはその応援がヒートアップし過ぎて、サポーター同士の争いに発展することさえあります。

例え面談相手がそれほどの熱狂的なサポーターではないにせよ、或るチームを応援している者にとっては、そのチームの敗北を喜ぶ者には不快感はあっても親近感が沸かないのが普通でしょう。

そこで、スポーツに関する話題での雑談の場合は、先ずは面談相手が応援しているチームやアスリートを知り、それを十分考慮した話し方をするように心掛けましょう。

“せ”=“政治”に関する話題での注意点

毎日のニュース番組で必ず耳にするのがこの政治に関するトピックですが、国際問題から政治家のスキャンダルまで、その内容は様々です。

また、それに対する当事者や評論家のコメントも様々ですので、それを聞いた国民の受け止め方にも当然違いがあります。
つまり何が正しいとか誰が正しいとの意見には個人差がある訳です。

そこで、政治に関する話題での雑談の場合は、自分が共感した評論家のコメントには必ずしも面談相手は共感していないかも知れないとのことを十分考えた発言をするように注意が必要です。

“そ”=“相場”に関する話題での注意点

経済に関する話題は、ビジネス上の面談では珍しくない話題であり、本題に入る前の雑談では最も一般的な話題と言えるかも知れません。
何故ならば、毎日刻々と変わる株価や円相場などは企業の業績に直接的な影響があることから、自分にとっても面談相手にとっても共通の関心事であるからでしょう。

ところがこの相場に関しては、株やFX、そして投資信託を行っている者にとっては個人的な関心事でもありますので、その変動のしかたによっては、企業としては良いが個人的には決して良くないケースもあり得ます。

そこで、相場に関する話題、特にドル円相場についての雑談の場合は、円高・円安のどちらかだけを良しとするような発言には十分注意をする必要があります。

勿論これは本題前の雑談として話す場合のことでありますので、本題が相場の話であるならば別であることは言うまでもありません。


LEAVE A REPLY

*

Return Top