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組織を預かるマネージメンメントの基礎

主任職や係長と言った役付から、課長職になると立場や仕事に必要なスキルが大きく変化します。
まず立場上は、労働組合員ではなくなり、管理職として会社側の人間として位置付けられるようになります。
しかし、会社側と言っても経営層ではなく中間管理職であり、その立場上の悩みも生じます。
また、仕事においてもプレーヤーからマネジメントを中心にした仕事に変化する戸惑いもあるでしょう。

こうした大きな変化の中で悩まれる事も多いでしょうが、ここではマネジメントの基礎を参考にまとめ、少しでもすっきりとした気持ちで新たな挑戦をして頂ければと思います。

何をマネジメントすべきなのか?

Business concept - Planning for future events.管理職としてマネジメントと言う仕事を担う必要があるのですが、そもそも何をマネジメントする必要があるのでしょうか。

その前に、課やチームと言った組織の長が担うべきは、会社の方針を踏まえて組織の働きを最大化する事であり、管理が目的ではなく、いわば組織の経営を担う事であると捉えるべきなのです。
組織を預かり、組織の働きを最大化する組織経営をスムーズに行う為に、マネジメントが必要になると考える事が重要なのです。こう考えると、何をマネジメントすべきか、どんなスタイルでマネジメントすべきか、自ずと見えてくる事があるのではないでしょうか。

組織経営すると言う事は、最小の経費で、最大の成果をもたらす事であり、そのために事業計画などで策定された自部署の経営数値目標を、これも計画された経費管理内で達成する事が短期的な目標となります。
その為に、販売目標や予算や経費管理と言った短期の数値マネジメントと部下管理が必要となります。

また経営には、連綿と継続的に成果を出せる体質が必要であり、この為には、人材育成・部下育成・後継者育成と言った中期的なマネジメントも短期的マネジメント以上に重要となるのです。

短期的マネジメント

Customer-Managed Relationship Concept - Businessman Arranging Small Wooden Blocks with Symbols on the Table.先に上げた短期的マネジメントについて、もう少し掘り下げてみましょう。

短期的マネジメントは各組織が目標値を、定められた経費予算内で推進する事です。
各組織がこれを達成する事で会社全体の目標を、計画された固定費内で達成する事に繋がり、これによって事業計画で策定した利益計画が達成できるのです。
その為に、自分の組織全体の仕事の進捗や、担当者の仕事の進捗を把握・管理すると言う事業計画や予算に関連する進捗管理・マネジメントが求められるのです。

また、これをスムーズに達成するために、その仕事を推進する部下の管理・マネジメントを行う必要があるのです。
部下を管理・マネジメントするのは、部下がサボっていないかと言った些末な基準で人の行動を管理するものではないのです。
部下の仕事が最大効果を上げる事が出来る様に、コーチング手法等でアドバイスをする事が重要なのです。

短期的な仕事においても、部下とこうしたスタンスで付き合えば、部下からの評価は良くなり、中間管理職として部下からの突き上げも軽減され、信頼関係を築く事にも役立つのです。

中長期で重要な人材育成のマネジメント

Wachstum mit Erfolg oder erfolgreich Strategie im Business Menschen Leute Gruppe Hintergrund企業が永続的に発展するためには、それぞれの時代を担う人材の育成が欠かせません。
また組織の成果を最大化するためにも、若手を戦力化する事も極めて重要です。

先に述べた短期にコーチィング手法等でアドバイスをするだけでは人材育成には不十分です。
人材育成は中期的に、計画的に取り組む事が必要なのです。
そのためには、部下との間でスキルアップやキャリアアップ計画を共有化し、それを毎年度メンテすると言った手法が最適です。
企業によっては制度化している所もありますが、未導入の企業であっても自分の組織内で実施される事をお勧めします。

具体的には仕事の大項目と、それぞれの大項目の構成要素として数項目の小項目をリストアップし、部下に各々何がどこまでできるかを記載させ、それを面談を通じて話し合い、共通認識できた内容に修正するのです。
その上で、今年度は各小項目毎に、どこまでできるようにスキルアップするかの共通確認をし、それも記載します。
その為に、部下はどのような自己啓発をするのか、また上司として仕事の与え方やOJTのやり方を、それを達成できる様に協力して進める事が出来る様にするのです。

これができれば、マネジメントとして最重要とも言える取り組みが出来た事になると共に、組織全体の成長やアウトプットの最大化につながり、まさにプロのマネジャーと言えるのです。

何のためにマネジメントするのかが重要です

以上のようにマネジメントは短期的に数値や部下を管理する事自身が目的ではなく、組織の担う役割を最大効率で達成するための手段なのです。
こう考えれば、何をいかに管理すべきかが見えてくるでしょう。

もちろん、管理職に昇進する人は担当者や主任職として仕事が十分にこなせ、組織の長のサポートも出来る様な人が選抜されているのが普通でしょう。
しかし、優れたプレーヤーは必ずしも優れたマネージャーではないとよく言われる通りで、プロのマネージャーになると言う新たな気持ちで取り組む事が必要です。
しかし、難しく考える事は無く、迷う事があれば、自分が組織経営者であると言う視点に立ち戻り考えると、意外と迷いも無くなり、進むべき方向も分かると言うものです。誰しもプロの管理職としてスターするものではありません。
新たな管理職・マネジメントの仕事に挑戦するつもりで勉強すれば良いのです。


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