コミュニケーション ビジネススキル

効率アップを狙える!社内連携を意識した仕事への取り組み方は?

会社組織の中で働く以上、独断専行のワンマンプレーは好ましくありません。独りよがりのワンマンプレーをするのではなく、周りと連携しながら仕事に取り組む必要があります。

最近では社内連携を強化しようという方針の会社も増え、社内連携の重要性は看過できなくなっていますよね。

では、具体的にどのような意識で社内連携をしていけば良いのでしょうか?個の力だけに頼らず社内連携で仕事に向き合っていく、そんなビジネススキルについて紹介していきましょう。

社内連携の基本は所属部署から

社内連携をするにあたり高い目標を掲げるのは立派ですが、灯台下暗しになってはいけません。他部署や会社のトップ陣との連携を行う前に、まずは自分の所属する部署で連携ができているかどうかをしっかり確認していきましょう。

全体的な連携は部署のリーダーの指示に従いますが、個々人での連携は自ら動かないといけません。ポイントになるのは、自分の仕事上の接点で重要なポジションにいる人との連携です。その人としっかり連携ができてスムーズな意思疎通を図れれば、仕事の効率アップになりますよね。

その連携で具体的に行っておきたいのは、まず人と仕事のスケジュール確認です。何時に何をするというのが明確になっていれば、連携をとりやすいのは言うまでもありません。スケジュールをあらかじめよく確認しておらず行き当たりばったりになってしまったら、仕事の効率はどうしても悪くなります。

仕事のプライオリティの高い低いを見極め、誰と連携すれば良いのかを所属部署の中で判断していきましょう。それができないとチグハグになってしまい、仕事に遅れが出てしまいかねません。

社内連携の基本は所属部署で、身近な仕事において深く関わる人との連携がまずベースになります。

 他部署との社内連携はどうするべきか

Customer care and support (help) and life insurance concept. Businessman representing company helps (support) customer (client) to overcome an obstacle. Problem solving with smart and simple solutions.所属部署の連携がスムーズにできるようになったら、次は他部署との連携に着目です。他部署とは普段あまり関わることがなかったりもしますので、特に連携を意識しなくても良いのではないかと考えてしまいがちです。

しかし、まだ入社したばかりの新人のうちはそれでよくても、年数を重ねていろいろな仕事を任されれば必ず他部署と連携をとらなければいけない状況になってきます。そうなった時他部署に顔が利かないと不自由ですので、なるべくアクティブに社内連携のベースを作っておくようにしましょう。

そのチャンスとなるのは、やはり社内の交流系行事です。歓送迎会やスポーツをはじめとしたレクリエーションの場は、他部署の人に名前と顔を自然と覚えてもらえやすいです。特にたとえ他部署でも同年代や同期や同大学は、初対面から接しやすいですよね。単に名前と顔を覚えてもらうだけでも、社内連携が抜群にやりやすくなります。ベースができていれば、いざという時に頼りやすいです。
ですから、社内の交流系行事にはなるべく参加し、顔を売っておくようにしたほうが良いです。

また、それができたら次は会社内で実際に仕事の話を振るようにしましょう。最初は単なる質問程度でも構いませんし、相手の部署の状況をうかがうだけでも差しつかえありません。仕事上の接点をもちパイプを築いておけば、いざという時に壁を感じることなく連携がとれます。その連携をとることにより仕事を成功に導く、あるいは失敗を最小限の被害にとどめるなどが見込めます。

他部署との社内連携は会社内で仕事をしていくうえでとても重要になってきますので、早めに行動しておいて損はありません。

上司や部下との連携はどうすべきか

blank仕事を行う上で無視できないのは、上司や部下との連携ですよね。これが思い通りにいかなければ、仕事の効率は上がりません。また、上司も部下も身近な存在ですので、強制的に連携しないといけないケースも多々あります。この上司や部下との連携で大事になってくるのが、人間性をいち早く見抜くことです。

一口に上司や部下といっても、その人間性は様々です。仕事への考え方やスタンスが微妙に違っていますよね。それをいち早く見抜き、連携に活かさないといけないです。こちらから連携を持ちかけるにしても、言い方やタイミングをよく考えないといけません。無理に押しつけがましく連携しようとしても、上手くいかないです。

大事なのは、できるだけ相手の望むタイミングで連携を持ちかけることです。リミットのある仕事ではそう悠長には構えていられませんが、そうでないなら相手が連携してくれやすいタイミングで話を持ちかけるようにしましょう。そうすることで印象が良くなり、その後の連携もしてもらえやすくなります。連携を持ちかける時は相手の立場や状況を踏まえ、ベストなタイミングで連携を打診することがとても大切です。

社内連携が実現すれば仕事の効率アップは確実

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1日の実働時間を8時間とした場合、1人の人間の仕事量にはもちろん限界があります。ですが、会社には一緒に仕事をしてくれる仲間がいます。その仲間と連携を図りながら仕事に取り組めば、仕事の成果は1人の時よりも23倍以上になっていきます。仕事の質の向上、スピードアップ、コストダウンなどが具体的な効果として見込めるのです。

社内連携ができれば、会社全体に対して間違いなく好影響です。個人が意識できる社内連携は微々たるものかもしれませんが、そのわずかな意識の差が成果の差につながることもあります。つまり、社内連携を明確に意識することが、仕事において好影響をもたらすのです。

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