マネジメント

信頼できる後輩を育てるためのマネジメントってどうするの?

会社に所属して仕事を行なっているのであれば、頻繁にはないかもしれませんが、新しい社員として後輩が入社して来ることもあります。そのような時は当然、日々の忙しい仕事に加えて、新入社員を教えて育成していくことも大事な仕事の1つになってきます。

しかし普段の仕事が忙しいと、その仕事をしっかりと行うだけで精一杯だと感じることもあるかもしれませんが、実は、後輩の育成の際には、いくつかのポイントを抑えておけば良いのです。そのポイントについて、どのように育成するかなどの具体例を挙げながら紹介していきます。

後輩と良い関係を築くようにする

まず最初にやるべきことは、自分から率先して話しかけるなどしてコミニュケーションを取り、後輩と良い関係を築くようにすることです。こちらからコミニュケーションを取ってあげることで、後輩の緊張感も柔いでくるはずなので、空いた時間などを使って積極的にコミニュケーションを取るようにしましょう。このとき、もし休日の過ごし方や趣味などの個人的な質問を聞くことができれば、より一層、その後輩との距離を縮めることができるかもしれません。このようにしてコミニュケーションを取って関係を築くことができていれば、後輩が分からない仕事があっても、いろいろと質問なども聞きやすくなりますし、自分としても後輩の特徴なども知ることができるので、フォローもしやすくなります。
仕事を一緒にしていく中で、相手の気持ちを分かったうえでお互いに良いコミニュケーションを取りあえるということは、後輩の成長を促す意味でも重要なことです。

アメと鞭を使い分けて、状況に応じた接し方を行う

Business man looking at his own devil demon shadow concept background

後輩の育成のためには、状況によっては厳しいことを言う必要もありますし、逆に柔らかい態度で接することが必要なこともあります。例えば、後輩がミスをしたにもかかわらず、それを重く受け止めずに軽い気持ちを抱いているようであれば、しっかりと厳しく対応する必要があります。仕事は責任を持って行わなければ、もしかすると、「その仕事のミスのせいで他の人にも迷惑をかけてしまうかもしれない」ということを教えるためです。また後輩の足りない部分を感じた場合には、厳しく対応することで後輩に気付かせたうえで、自分自身で補わせることもできます。

ですが、厳しいだけでは育成は上手くいきません。だからこそ、その分ちゃんとフォローをする必要があるのですが、とは言っても難しく考える必要はありません。ただ後輩の気持ちを聞きながら、一緒に話をすることでフォローすることができます。また、後輩が理解していてミスを起こしたのであれば、その点は優しく対応すると良いでしょう。厳しく対応すれば後輩の自尊心も失うことになるので、状況を見極めて対応していくことが必要です。

自分の仕事をしっかり行い、信頼を得ることも大切

Email concept with laptop ang girl hands

後輩の育成には、自分の仕事態度なども少なからず影響を与えます。自分が後輩に対して教えていることと、自分自身が実際に行なっていることが合致しているならば、後輩も納得して意見を聞いて努力していくはずです。しかし、もし後輩に厳しく接していたとしても、自分がしっかりと仕事を行えていないのであれば、後輩からの信頼は当然得にくくなります。

また、自分自身がミスをしたときや上司に怒られるたときに、どのような態度を表したかも大事になります。もし、そのときに抵抗して言い訳をしていれば、後輩の信頼は勝ち取りにくくなります。後輩の育成をする際というのは、後輩も自分の世話をしてくれる先輩の姿を見ていて、そこから学ぼうとしています。そのため、自分が普段している仕事や態度も見直して、後輩に見られても恥ずかしくない行動をすることも大事です。

後輩から信頼されて関係を築くことが、育成するときのポイント

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後輩の育成には自分の仕事をしっかり行いつつ、後輩のフォローも行わなければなりません。そのため、後輩とも信頼関係を築くことができるように、コミニュケーションをしっかり取り、良い関係を築けていくようにする必要もあります。

また、自分の仕事もきっちり行い恥ずかしくない態度を見せることで、行動から後輩に仕事の重要さと秘訣を教えていくこともできます。後輩の育成には行動と言葉の両方が必要で、信頼関係を築いていく必要があるので、難しい面もあるかもしれませんが大事なことだと言えます。

とはいえ、いつも張り詰めるのは心身ともに疲れて良くないので、一緒に食事をしているときなどには少し砕けた態度を見せるなどして、後輩の指導をしながらも自分の精神面のバランスも取っていくことも、育成の際には大事なことかもしれません。

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