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NYダウとは、米国を代表する優良企業30社からわかる経済指標のこと。

NYダウとは、米国を代表する優良企業30社からわかる経済指標のこと。

ダウ平均とは

朝のニュースや新聞で必ず出てくる、「ダウ平均」。「NYダウ」や「ダウ平均株価」っていう言葉、一度は見たことあると思います。
アメリカの経済指標を図る重要な数値で、私達にもすごく関わってくるものなので是非覚えていってください。

「ダウ平均」
「NYダウ」
「ニューヨーク平均株価」

「ダウ工業株30種平均」

実はこれ全部意味は一緒です。

「ダウ平均」とは、
ダウ・ジョーンズ工業株価平均(Dow Jones Industrial Average – DJIA)のことで、経済紙のウォールストリートジャーナルを発行しているダウ・ジョーンズ社が米国を代表する優良30銘柄を選出し指数化したもので、その30社は時代に合わせて入れ替えられています。

30社の選び方は、ウォールストリートジャーナルの編集担当者たちが、企業の継続的な成長性や投資家たちの関心を考慮に入れて選出しています。

工業株と名前が付いてますが、鉄道と公共事業以外の会社であれば、全ての会社が対象となります。信頼性を保つため、構成する銘柄が変わることはほとんどないそうです。日本でいう日経平均株価のイメージに近い、アメリカの代表的な株価指数です。

東京とニューヨークの時差は14時間あります。ニューヨーク証券取引所で取引が終わる16時は、日本時間の朝6時。東京証券取引所での取引は9時に始まります。前日のニューヨークの動きと同じように日本の株価も動くことが多いので、投資家の皆さんはNYダウ平均株価に注目しています。

 

ダウ平均30種銘柄に選ばれている企業

ダウ平均に入っている企業30社は、米国を代表する優良企業30社ともいえます。

ちなみに、2016年7月時点での30社は、

【現在の工業株30種採用銘柄】
アップル(Apple)  コンピュータ
アメリカン・エキスプレス  金融
ボーイング  航空機
キャタピラー  重機
シスコシステムズ  情報・通信業
シェブロン  石油
デュポン  化学
ウォルト・ディズニー  娯楽・メディア
ゼネラル・エレクトリック(GE)  総合電機・金融
ゴールドマン・サックス  金融
ホームデポ  小売業
アイ・ビー・エム(IBM)  コンピューター
インテル(intel)  半導体
ジョンソン・エンド・ジョンソン  医薬品
JPモルガン・チェース  金融
コカ・コーラ  飲料
マクドナルド  外食
スリーエム(3M)  化学
メルク  医薬品
マイクロソフト  ソフトウェア
ナイキ(NIKE)  その他製品
ファイザー  医薬品
プロクター・アンド・ギャンブル (P&G)  日用品
トラベラーズ  保険
ユナイテッド・ヘルス  保険
ユナイテッド・テクノロジーズ  航空宇宙・防衛
ビザ(VISA)  その他金融
ベライゾン・コミュニケーションズ  通信
ウォルマート・ストアーズ  小売業
エクソンモービル  石油

以上がアメリカを代表する企業30社です。
この企業の業績を数値化したものがダウ平均ということです。ダウ平均が上がるということは、これらの企業の業績が伸びているということで、アメリカ経済の調子がいいということになります。ちなみにApple(アップル)は2015年に30社に入りました。

 

ダウ平均の疑問

なぜダウ平均は30社だけで数値化しているのか?

なぜアメリカを代表する指数なのに、たった30社なんだろうって。アメリカ代表なのに少なすぎではないでしょうか?ニューヨーク証券取引所の上場企業数は約2800社もあります。ちなみに日本の東証1部は1700社ほどで、日経平均株価でも225銘柄を対象にしています。

こんなに少ない理由は、

 

 

A. 計算が大変だったから。

NYダウが誕生したのは、今から100年以上前の1896年。電卓やパソコンもない時代ですから、計算はすべて紙と鉛筆でやっていたそうです。なので、複雑な計算はできませんでした。

30銘柄と数が少ない理由は、紙と鉛筆で簡単に計算できる少ない数でスタートしたからです。最初は12銘柄しかありませんでした。毎日、何百社も紙で計算してたら大変ですよね。ダウは連続性を重視していますので、今でも同じ30社で、ほぼ同じ計算方式で算出しています。120年の歴史が信頼を生み出しているともいえます。

 

なぜAppleは2015年までダウ平均に入っていなかったのか?

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アメリカを代表する企業30社の株価指数をダウ平均は採用しています。

アメリカン・エキスプレス
ボーイング 
ウォルト・ディズニー
ゼネラル・エレクトリック(GE) 
アイ・ビー・エム(IBM)
インテル(intel) 
ジョンソン・エンド・ジョンソン
コカ・コーラ  
マクドナルド  
スリーエム(3M)
マイクロソフト 
ナイキ(NIKE)
ビザ(VISA)  
ウォルマート 

などなど、アメリカを代表する企業ばかりで、日本でも有名な企業ばかりです。

しかし、アップルは2015年3月までは入っていませんでした。

誰もが認める世界的企業なのに、アメリカ代表30社であるダウ平均に入っていないのはなぜでしょうか?

 

答えは、

業績がよく、株価が高すぎたから。

アップルの業績がよく、株価が高すぎるため、ダウ平均の構成銘柄に入れてしまうと数値が大幅に変化するためです。ダウ平均への寄与度が大きいとアップル1社の数値に振り回されてしまいます。そのため、アップル社はダウ平均30社に採用されていなかったのです。Google(グーグル)がダウ平均に採用されていない理由も、アップルと同じ理由です。

アップルは2014年に株式分割を実施したため、それまで600ドル台だった株価が100ドル前後になりました。それで2015年にダウ平均に採用されたのです。

ちなみに、2015年のアップルと入れ替えで除外された企業がアメリカ通信大手のAT&Tです。AT&Tが除外された理由は、通信銘柄として米VerizonとAT&Tの2社が入っており、どちらかの除外を検討した結果、株価が低いAT&Tに決定したのことです。

 

ダウ平均は史上最高額付近を更新中!

最近ニュースで話題になっていましたが、ダウ平均、史上最高額付近を更新中です。

その額、2016年8月5日時点で、

0ドル

NYダウ平均株価は2007年10月に過去最高の14164ドルを記録しましたが、リーマンショックにより、2008年9月には10000ドルまで下落してしまいました。そこから、見事アメリカ経済は復活し、リーマンショック前の株価以上に上昇しました。

今のダウ平均はこちらで確認してください。

 

ダウ平均が上がると、日本経済もよくなる

アメリカの経済と日本の経済はとても密接しています。アメリカの人たちがたくさん日本製品を買ってくれると日本経済が潤います。アメリカの景気がよくなると、日本の製品、日本の自動車などがアメリカでもどんどん売れていきます。それで日本にお金が入ってきて、日本企業の業績も上がり、給料も上がっていきます。給料上がれば、みんなたくさんお買いものしますよね。そうすると、いろんな会社が儲けて、また給料が増えていくということです。ものすごく簡略化しましたが、そういうことです。

「ダウ平均なんてアメリカのもので関係ないでしょ」なんて思わずに、日本にもすごく影響する重要な数値なので是非これからチェックしてみてください。

 


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